青い空はポケットの中に - ドラえもん(わさドラ)5/18「アリガターヤ」「あの人は居間」

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ドラえもん(わさドラ)5/18「アリガターヤ」「あの人は居間」

今回は、ひみつ道具コンテストの最優秀作品である「あの人は居間」がアニメオリジナル作品としてストーリー化された回です。完全オリジナル作品は3月23日の放送回以来なので、期待と不安が入り混じった心持ちで見ていました。

◆「アリガターヤ」(出典:てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」第3巻)

【原作】
1971年発表。原作としてはかなり初期の作品であり、初期作品でよく見られるドタバタギャグが楽しめる。また、これをつけた人の言葉は何でもありがたいお言葉に聞こえてしまう「アリガターヤ」の効果は、のび太も疑うほどのオーバーぶりを発揮してしまう。

この作品には1コマだがスネ夫の弟が登場する。のび太よりもかなり幼いであろうスネ夫の弟にまでバカにされてしまうのび太が読者の笑いを誘うのだが、スネ夫の弟は原作最初期に何回か登場するだけであり、それ以降原作にスネ夫の弟は一切登場しなくなるため、読者には次第にスネ夫は一人っ子であると認識されるようになった。一人っ子であるはずのスネ夫の弟が登場しては物語に矛盾が生じるため、当然ながらこの作品は長らく単行本未収録とされ、最近「ドラえもんプラス」第3巻に再録されるまで長らく日の目を見なかった。

もちろん、「スネ夫は理想のお兄さん」(1984年発表・てんとう虫コミックス第40巻)にある通り、スネ夫は実は2人兄弟の長男であり、スネ夫にはスネツグという、ニューヨーク在住のおじさんの養子になった弟がいることは周知の事実である。ごくわずかな期間とはいえスネ夫の弟を出してしまったことをF先生は心に留めておられ、13年のブランクを経て「スネ夫の弟は養子にもらわれていった」という設定を付け加えることでスネ夫の弟を再登場させ、物語の矛盾を解消したのではないだろうか。

「アリガターヤ」を使って悪戯をだんだんエスカレートさせていくのび太も、最後は手痛いしっぺ返しを食らうのび太も、その後のドラ短編の基本型となるストーリー構成になっているという点も見逃せない。

【わさドラ】「神さま仏さまのび太さま アリガターヤ」
スネ夫の弟は当然ながら別の少年に置き換えられていた。

のび太が身投げしたいとドラに語るくだりは、芝居がかった演技で原作の雰囲気をよく表現できていた。

のび太が使う「アリガターヤ」に弄ばれるのび太のママは、今回ややけにハイテンションだった。演じている人の気分がノっていたのだろうか。

ヘッドホンを装着しているドラがユーモラスだった。昔はドラにも耳がついていたが、今はついていない。しかしあの耳はただの飾りである(参照:映画「2112年ドラえもん誕生」)。実際のドラの耳は人間と同じような位置に埋め込まれているのだろう。

「アリガターヤ」の効果を示す演出として、ピンク色の霧が出て桜の花びらまで散る様子は原作通り大げさに表現されていた。「アリガターヤ」を向けられた人物のオーバーアクションぶりも面白い。

のび太が野球をする場面で、ある少年がアリガターヤの効果に惑わされながらも「でもいちいち霧が出てやりにくいですね」と素朴な疑問を呈すセリフはほのかな笑いを誘った。

「球が動くからいけないんだ」と、ボールを地面に置いてバットを振るのび太だったが、ここでも空振り三振をしてしまう。周りはずっこけながらものび太に同調しようとするし、こういった無茶振りが通用してしまうシーンが気に入った。

後半、のび太が暴走する演出はテンポもよく秀逸だった。空き地周辺の霧がやけに濃くなっているし、キャラクターの目もいかれている。のび太はもはや神様のように振る舞い、周りのキャラもそれに同調してのび太を崇めている様子などもはや宗教じみていて笑えた。オチは原作通りだった。

総評としては、演出とテンポが良かったので上出来だと思う。

◆「あの人は居間」(アニメオリジナル)

「あの人は居間」は、昨年の大晦日特番で「秘密道具コンテスト」の最優秀作品として選ばれた道具である。この道具はオリジナルエピソードでアニメ化されることも決定していた。正直、こういった企画自体はあまり好きになれないのだが、決まってしまった以上どんな作品に仕上がっているのか見守ることにした。

「あの人は居間」とは、外観は襖になった「どこでもドア」といった感じで、会いたい人の名前を言いながら襖を開けると中は居間になっており、会いたい人をその中に呼び出せるという道具である。会いたい人の名前が分からなくても、当時の状況を詳しく言えばその人に会わせてくれる。アイディアは面白いのだが、ダジャレありきの選考だったような気もする。

しずかちゃんと喧嘩したのび太は、「あの人は居間」を使って小学1年生の遠足の時に迷子になったのび太を助けてくれた女の子に会おうとする。当時の担任の先生やジャイアンに聞くがなかなかその子が誰だか分らない。しかもその子はぼた子かジャイアンかもしれないという疑惑まで浮上する。やはり幼いころの思い出は美化されたものだったのだろうか。しかし、当時の状況をよく思い出して襖を開けると、そこにはしずかちゃんがいた。のび太はしずかちゃんに謝り、2人は仲直りしたのだった。

冒頭、のび太がしずかちゃんにアカンベーをするのはちょっと不自然に感じた。2人の仲が悪くなるのがもう少し自然な形だったらもっと良かったと思う。

「あの人は居間」の中にはちゃぶ台が置いてあり、昔ながらの今の様子が再現されていた。

「黒い白クマがいる」という当時のジャイアンとスネ夫の嘘に騙され、黒い白クマ(本当はただのクマ)にのび太が心ときめかせるシーンでは、クラスの仲間とはぐれてしまったことに当時ののび太が気づいたとき、本物の白クマが背後に映し出されることで、「現実に引き戻された」という印象を強めていた。

ラストはほのぼのとした心温まるシーンで、こういう話は私も気に入ることができた。

総評としては、アニメオリジナル作品としては十分に面白いと思える出来だった。

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