青い空はポケットの中に - ドラえもん(わさドラ)3/2「モーテン星」「オオカミ一家」

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gummiball URL 2007-03-09 Fri 22:04:30

早速のわさドラの感想、相変わらず楽しく読ませていただきました。
今や読み応えのあるレビューを書いているところが少ないので、更新再開、非常に嬉しいです。


>オオカミにとっては「裏切り者」のままであることは、この話の悲しいところでもあり深いところでもあります

本当ですよね。
子供の頃はやっぱり「のび太がかわいそう」とか「オオカミにはのび太の本心を知っておいてほしい」という気持ちが強かったのですが、そうでないからこそ心に深く残るというか、何と言うか…。


ネタバレ、ホント気になります。逆に「ストーリーの予測は付く」と入場者を減らしてしまいそうな危険性を孕んでいるような…。

rainyblue URL 2007-03-11 Sun 13:37:59

>gummiballさん
こんにちは。コメントありがとうございます。

確かに、オオカミがのび太の本心を知らないまま話が終わるのは、心残りですね。でも、おっしゃるとおり、だからこそ「心に残る」のだと思います。

おとといの放送でも大分映画のネタバレをやっていたようですが、私はテレビの音を消して下を向くなどして、ほとんど無視することにしました。ただ、物語の核心部分には触れていないだろうということだけは信じたいと思います。

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ドラえもん(わさドラ)3/2「モーテン星」「オオカミ一家」

久しぶりに、1週間遅れですがわさドラの感想を書いてみようと思います。

◆「モーテン星」(出典:てんとう虫コミックス第40巻)

今このエントリーを書くために久々に40巻を取り出してみたら、かなり汚れが目立っていました。およそ10年前に買ってから、相当読み込んだのでしょう。小学生当時は本当に夢中になって読みふけっていたんだなあ・・・としみじみ感じます。

【原作】
この作品は原作の中でもかなり後に描かれた作品です。『モーテン星』と聞いて私が一番印象に残っていることは、目の「盲点」の存在を初めて知ったことです。この作品を読んで、「盲点」の存在を初めて知った方も多いのではないでしょうか。113ページ6コマ目にある2つの星は、実際に読者がその場で「盲点」を確認できるように描かれており、実際に試してみた方も多いはず。右目を閉じ、左目で右の星を近づけたり遠ざけたりしながら見ていくと・・・左の星が消えた!!その時の驚きは、何物にも代え難いものだと思います。漫画の中に、子供たちが科学に興味を持つような仕掛けを施している、F先生の力量に感服します。

冒頭でしずちゃんが、「今日は悪運の日だ」という週刊誌の占いを気にしている様子などは、1985年当時の流行を反映しているのでしょう。モーテン星を付けた状態のドラえもんとのび太が透明になったようなエフェクトが掛からずに、普通の状態で描かれているのは、2人はあくまで「盲点」に入るようになっただけで、実際に透明になったわけではない、ということを表すためでしょうか。その後、のび太が良かれと思ってしずちゃんのボディーガードを務めますが、のび太のやることなすことが全て裏目に出てしまい、のび太はしずちゃんのみならずその周りにいたジャイアン・スネ夫にまで災難を降りかけてしまいます。のび太の行為がドラえもん達にばれた時には、それがまるで悪意のものであったかのような誤解を受けてしまう、というお話です。結局週刊誌の占いは正しかったわけです(笑)。

【わさドラ】(「のび太、ボディーガードになる! モーテン星」)
全体的に慌しさが強調されていました。モーテン星を付けたときの効果は、原作と同じく何のエフェクトも掛けられていませんでした。視聴者にははっきり見えているドラえもんが、のび太には見えず、戸惑う様子はドラえもんの無表情さも相俟って、アニメではこうなるんだと感心しましたが、「見えなくなった感」があまり伝わってこないので少々分かりにくかったかもしれません。

のび太がうっかり投げたバットが偶然ジャイアンに当たり、ジャイアンが珍しくしずかちゃんに疑いの目を向けるところは、スネ夫がそのとばっちりを食うシーンが追加されていました。

疑いの目といえば、買い物帰りのママの買い物かごからのび太がにんじんを取り出し、それを道端に隠してしまい、にんじんがないことに気づいたママが「まさかね・・・?」と思いつつしずかちゃんに疑いの目を向けるシーンが追加されていました。これはこれでよかったと思います。

もう一つ、何とか出木杉の登場シーンを作ろうとしたのか、のび太が出木杉の部屋から彼のノートを盗み出すシーンの追加も。「ノートがしゃべった!」と慌てふためく出木杉が面白い。

オチでは、のび太の行動がばれてしずかちゃんやジャイアンに追いかけられているのび太を、モーテン星を付けたドラえもんが悠々と眺めているシーンがいい味を出していました。

総合的には、割と良くできていたと思います。

◆「オオカミ一家」(出典:てんとう虫コミックス第2巻)

【原作】
ニホンオオカミは、明治38年に最後の1頭が目撃されて以来目撃例がなく、日本では絶滅したとされているオオカミです。この作品は、ニホンオオカミが生き残っていて、22世紀にもそれが確認されているとの設定の上に立っています。「目でピーナッツをかむ」という名台詞を生み出したこの作品ですが、私はオオカミとうち解けたのび太が、正体がばれた時にオオカミに裏切り者だと思われたまま話が終わってしまうというのが、悲しく感じられました。「人間」と「自然」との、越えてはいけない壁を感じた瞬間でした。

【わさドラ】(「のび太、オオカミになる! オオカミ一家」)
原作はわずか10ページの作品ですが、わさドラでは中編作品となり、それらしい味付けがなされています。原作ではあっさりとしていたのび太とオオカミとの交流ですが、わさドラではそれにかなりのウェイトが置かれており、「人間とオオカミとの対立」という側面も強調されていました。ややメッセージ色が強くなっていたように思います。

「月光灯」に新たな味付けがされていました。携帯電話を思わせる卓上スタンドの上に置き、月光下で月の光を集めなければならない(要は充電)という条件付に。道具らしくていいと思います。

しずかちゃんが想像するシーンで、「目でピーナッツをかむ」という行為がビジュアル化されていました。黒目の上下から白いまぶたのようなものがせり出してきてピーナッツを殻ごと挟むその様は、ナンセンスというか、滑稽でした。

一連のオオカミ騒動の決着方法が、原作とは違っていました。原作では「このへんは、すみずみまでさがしたよ。」とのび太とドラえもんがハンター達に説明するだけでしたが、わさドラでは月光灯をあびてオオカミに変身したドラえもんをハンター達に見せつけることで解決を図ろうとしています。ドラえもんの世界の人々はドラえもんを見てもなんとも思わないのが実に不思議です。「こんな青ダヌキのために俺達は今まで探し回っていたのか。」と、ハンター達は帰ってしまいます。説得力をもたせようとしたのでしょうが、どちらが説得力があるのかは微妙なところ。

「迷い道」の設置など、オオカミが住む世界と人間が住む世界とが遮断されて上でオオカミの保護を図ります。最初は不純な動機だったとはいえ、これほどオオカミに尽くしてきたのび太が、オオカミにとっては「裏切り者」のままであることは、この話の悲しいところでもあり深いところでもあります。大長編の原則のように、オオカミの世界にも人間の世界にもドラえもんたちの影響を残さないところは、実にドラえもんらしいところです。

オチの、大きなピーナッツの袋を抱えながらのび太を追いかけ回すジャイアンがいい味を出していました。

総合的に、私個人としてはかなり満足度の高い話でした。

映画の公開が翌日に迫ってきました。私は公開日には行けませんが、近々平日の昼間を狙って見てこようと思います。

30分映画の宣伝に費やされましたが、あそこまでネタバレしていいのでしょうか・・・。去年の映画直前スペシャルの時もかなりネタバレしていたように思います。

今日の放送は「かがみのない世界」1本だけなので、また映画の宣伝が入ることになりそうです。それではまた。

【参考リンク】
TheSkyBeans - わさドラ 3.2

Comments: 2

gummiball URL 2007-03-09 Fri 22:04:30

早速のわさドラの感想、相変わらず楽しく読ませていただきました。
今や読み応えのあるレビューを書いているところが少ないので、更新再開、非常に嬉しいです。


>オオカミにとっては「裏切り者」のままであることは、この話の悲しいところでもあり深いところでもあります

本当ですよね。
子供の頃はやっぱり「のび太がかわいそう」とか「オオカミにはのび太の本心を知っておいてほしい」という気持ちが強かったのですが、そうでないからこそ心に深く残るというか、何と言うか…。


ネタバレ、ホント気になります。逆に「ストーリーの予測は付く」と入場者を減らしてしまいそうな危険性を孕んでいるような…。

rainyblue URL 2007-03-11 Sun 13:37:59

>gummiballさん
こんにちは。コメントありがとうございます。

確かに、オオカミがのび太の本心を知らないまま話が終わるのは、心残りですね。でも、おっしゃるとおり、だからこそ「心に残る」のだと思います。

おとといの放送でも大分映画のネタバレをやっていたようですが、私はテレビの音を消して下を向くなどして、ほとんど無視することにしました。ただ、物語の核心部分には触れていないだろうということだけは信じたいと思います。

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