青い空はポケットの中に - ドラえもん(わさドラ)第10回「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」

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あきラジオ URL 2005-06-23 Thu 12:49:56

いつも楽しく見ています。ドラえもんに関しての記事は、なかなか読み応えがありますね。これからもヨまさせていただきます。

rainyblue URL 2005-06-24 Fri 17:38:14

リンク&コメントありがとうございます。これからも宜しくお願いします。あきラジオさんのブログも読ませていただきます。

Y.S.NAVY URL 2005-07-02 Sat 21:35:13

・はじめまして、Y.S.NAVYと申します。自分も掲示板では”水田ジャパン”と表現するほどの新ドラ支持者です(自分のところでもドラネタ多し。よろしかったらご足労を)
 きっかけは、私の掲示板の常連さんの一人から、しずかちゃん役がかかずゆみさんになると聞いて(もともと全面支援のつもりでしたが)、さらにその気合が深まりました。かかずさんは私が好きなネオジオでも活躍されていたのです。

・好きで~は、水田さんになって一気によくなった作品として今後マニアの間で語り継がれそうな感があります。というのも”サカリのついたドラえもん”の声は大山さんですらやってないと思うのですが… 江戸屋小猫師匠いうところの”シーズンの猫”のネタを思い出しました。
・王冠~は、どこのトラックバックを見ても”なんでも鑑定団”の文字が^^; 「いい仕事」とか「いけません」とか連呼したらひいたが、その辺のさじ加減は流石。

・今後もよろしくお願いします。リンク派ってもよろしいでしょうか?

rainyblue URL 2005-07-03 Sun 11:32:38

>Y.S.NAVYさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。私も、わさドラを楽しく見ているうちの一人です。「好きでたまらニャい」は本当に面白かったですね。水田ジャパンって呼び方、良いですね。これからも宜しくお願いします。このブログはリンクフリーなので、リンクは大歓迎です。どうぞお貼りください。

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Trackback from 駄文とか駄文とか駄文とか(by AMt) 2005-06-18 Sat 03:38:02

今週アニメ まとめ

またもや職質に・・・。 あらら。しかも家から30Mのとこ。うちの近所どんだけ、危険なのか?とりあえず見たアニメの感想でも。 短いのはそれほど入れ込んでなかったり、タイムブランクがあったりするからで。うえき週初めなんであんま記憶が・・・、あ~、ロベルト十団の (more…)

Trackback from DORA NOTE 2005-06-18 Sat 07:54:23

6月17日放送分「ドラえもん」感想

●好きでたまらニャいドラえもんの言動が何から何まで笑えます(笑)そしてとにかく可愛らしい。冒頭で丸まっていたり、告白したり、「ニャーゴ」だの言ってたり。猫耳を付けてる所はちょっとドキっとしてしまった(;´∀`)しずかちゃんの家でのび太がドラえもんにお手本を (more…)

Trackback from パンポロリン! 2005-06-18 Sat 10:10:53

「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」感想メモ

今夜のわさドラ感想・・・の前にミニニュース。ドラえもんが、テレビ朝日による「青少年に見てもらいたい番組」を地上デジタル放送のEPGで告知するサービスの番組に選定されて、今週放送分から表示されるとの記事(インプレス)。 地デジは受信機器ないのでそのEPGは未... (more…)

Trackback from ごった煮 ~シンドリャーのブログ~ 2005-06-18 Sat 12:18:02

「わさドラ」第10回感想

それにしても、「わさドラ」の今後のラインアップは凄いなあ~。しかも、7月1日は番組改編期でもないのに1時間スペシャルとはねえ・・。来年の映画情報もあるのだろうか???しかし、こんだけ最初から飛ばしていると、来年以降がどうなってしまうかが少し気になってしま... (more…)

Trackback from CODY スピリッツ! 2005-06-18 Sat 13:11:55

リニューアルドラえもん感想 #10

最近、時間軸をうまく使った面白い話だな~と思ってもよくよく考えたら一部矛盾が生じているなと思っている全国のRドラファンの皆様!早速感想に入ります。 (more…)

Trackback from Ashiko K Milk 2005-06-18 Sat 15:57:18

新ドラえもん評6/17

やっぱりギャグ作品はおもしろいよなぁ~。好きでたまらニャいドラえもんが恋に落ちる類の話は、ドラ・のびの役割がいつもと完全に入れかわるおもしろさがある。今日の作品も、いつもとは全く違う表情、言動のドラえもんで笑えた。のび太やドラえもん(特に吹き出すのび太に (more…)

Trackback from LIL's commonplace days 2005-06-18 Sat 16:19:06

「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」

先週分はまだ見れてないので少し間があいた感じ・・・。あーあ。「好きでたまらニャい」実はかなり好きな話なので楽しみにしていた。言動のひとつひとつが特徴的で非常に面白いと思う。食事がおいしいか不味いかと聞かれるも、まともに返答しないドラえもん。さらに、のび太 (more…)

Trackback from MISTTIMES.com Blog 2005-06-18 Sat 19:21:33

わさドラ第10回「好きでたまらニャイ」「王かんコレクション」

今日は2本とも大いに楽しませてもらった。 「好きでたまらニャイ」 ドラえもんとのび太の立場が逆転。恋をしてしまい我を失うドラえもん。それを見て、役に立つのか立た (more…)

Trackback from TheSkyBeans 2005-06-19 Sun 00:35:38

新ドラえもん 6.17

今回は娯楽的だったので、考察は少なめで。「好きでたまらニャイ」動くしっぽクニャクニャ、ゴロゴロしているドラえもんが身を縮めた時に、しっぽもさりげなく内側にクニャリ、と潜り込んだところ。「内気」っぷりが表現されていた。身を縮めることで、自分の抱える問題を内 (more…)

Trackback from よーかつさんの日記 2005-06-20 Mon 01:33:09

行ってみたい所

一生のうちで一度は行ってみたい所はどこ? (more…)

Trackback from Aの手記 2005-07-01 Fri 14:25:43

本日のドラえもん

鏡に向かって悩んでおります。今日のドラえもん、かわいかった。何か、もう、猫みたいに丸まってるし。…猫か。笑原作どおりの、というか原作で使われた表現が出てくると、嬉しくなってしまう。そういえば、スネ夫パパが一瞬出てきた。あまり出ないキャラクターだが、声に関 (more…)

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ドラえもん(わさドラ)第10回「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」

※6/18追記済

今日の話は面白かったなあ・・・。わさドラ一連のギャグ作品の中でも出色の出来ではなかろうか。原作の再現度も高いし、アニメオリジナルの演出も上手く効いていた。私は初回以外は録画をしていない。というのも、ビデオデッキ1台しか我が家にはないからだ。なので今日は録画すれば良かったとちょっと後悔。

◆「好きでたまらニャい」

脚本:高橋ナツコ 絵コンテ・演出:玉野陽美 作画監督:針金屋英郎
出典:てんとう虫コミックス第7巻

数あるドラえもんの短編の中でも、異色の作品である本作。今日の読売新聞でも紹介されていた通り、秘密道具が一切登場しない話だし、猫に恋するドラの乙女チックな純情さや壊れっぷりが楽しい作品である。いつもとは立場が逆転してのび太が指導者的立場になっているのにも注目。また、道具を一切登場させずとも恋愛の悲喜交々をギャグとして描き切ってしまう藤本先生の技量にも感服する。

この話はほとんどをのび太とドラで引っ張っているにもかかわらず、のび太もドラも非常に表情豊かだ。初期の原作特有のはっちゃけた絵も楽しい。今回はそれを脚本・作画含めて余すところなく再現しており、アニメとして無理のないような演出やアニメらしいキャラの動きも極めて良好だった。

特に印象的だったシーンを挙げてみると・・・

・丸くなったドラ
猫のように体を丸めてゴロゴロしている。ドラえもんってやっぱりネコ型ロボットなんだと感じさせるシーン。いつもはクールでいることが多いドラ。だが、話の冒頭からして何かおかしい。しょっぱなからただならぬ雰囲気を感じさせる。丸まったドラの足の部分は原作同様に渦巻状に描かれていたのは良かった。

・「ポヤ~ン」としたドラ
目が互い違いになっているドラ。ひげも乱れていてもはや放心状態。食欲がないと言いつつ、のび太のおかずにまで手を出す始末。わさびさんの声もなかなかハマっていた。

・のび太に水をぶっ掛けるドラ
ドラがいつもとおかしいと思ったのび太は、親切心から洗面器に水を入れてドラに顔を洗うように言う。しかしドラは「どうもありがと。」と言いながらのび太に水をぶっ掛けて立ち去ってしまう。このドラのシュールな動きが笑わせてくれる。

・「ギャッ、化けネコ。」
居間に立ち寄ったのび太は耳のついた巨大な影を目の当たりにして仰天してしまう。アニメではその影に目まで付いていたりしてやや大げさに描かれていた。アニメでは多少誇張した方が印象に残りやすいので、こういう演出の仕方でも良いだろう。

・付け耳ドラ
自ら耳を作って自分自身にくっ付けるなんて、何ともいじらしい。耳を付けると、多少ネコらしくなり、可愛らしさや凛々しさも増しているような印象を受ける。でも、間が抜けて映るのか、ドラはやっぱりダメだと言う。原作で使われていた「いかさない」という台詞は、きっと当時流行っていた「イカす」という流行語なのだろう。

・笑い転げるのび太
いくらなんでも笑い過ぎだと思わせるような笑い方は実に良い。ドラに悩み事があるというだけでのびたは笑っている。自分のことは棚に上げてドラを馬鹿にするのび太であった。

・怒って立ち去るドラ
怒った時の表情が原作通りだ。下唇を曲げてしまうくらい怒っている。そりゃああれだけ笑われたら怒るだろうな。

・「エエッ、好きなネコができた?」
原作でも有名なのび太の面白フェイスが見られるひとコマ。さすが藤本先生、と思わせるほど笑わせてくれる顔だ。これも今回は再現してくれて非常に嬉しかった。

・のび太の服の中に隠れるドラ
頭がでかすぎたのか、ほとんど隠れられていないドラちゃん。あのマヌケさが面白い。

・ヤスリで体をこするドラ
出ました、ヤスリダイエット!やはり何度見ても笑える。私はこのシーンが大好きで、実際に動く映像となって画面に現れた時は笑いと嬉しさで舞い上がりそうになってしまった。ヤスリで体を磨くなんて、ロボットらしいと当時の私は思っていた。

・2本のヤスリ
律儀にもヤスリが2本置かれているシーンが描かれていたのは素晴らしい。ヤスリでこするシーンは2回出てくるが、ドラは2回とも別のヤスリを使っていたわけだ。ドラの律儀さとマヌケさが暗示されているようで好感触だった。

・爆弾ドラ
木槌で頭を叩くのはダメだったらしいが、マッチで爆弾に火をつけて爆発させようとしたシーンは健在。木槌だろうと爆弾だろうと危なっかしいネタには変わらない気がするが、平気でそういうネタを制作してくれるスタッフに拍手。マッチで火をつけるシーンが細かく描かれていたのは良かった。

・のび太の服で鼻をかむドラ
のび太に感謝しておきながら、図々しくものび太の服で鼻をかむドラが面白い。

・原作扉絵にあるドラの絵の再現
単行本7巻「好きでたまらニャい」の扉絵では、目を十字にしてロマンティックに夢見る少女といった雰囲気のドラがナンセンスな雰囲気たっぷりに描かれている。本当にこの一枚絵だけでも傑作と思わせてしまうほどだ。普段は決して使われることのない「扉絵」をアニメのワンシーンに取り入れてくれた制作者には拍手を送りたい。原作の扉絵は一枚絵として完成度が非常に高いので一見の価値あり。

・理屈っぽいドラ
中の上の天気とか景気問題とかやけに理屈っぽいドラ。原作後期は特にそうだが、ドラはけっこう理屈っぽい面がある。今回はただボケていただけかもしれないが。

・屋根の上のネコとドラ
ロマンティックな雰囲気の中、夜に屋根の上でネコとドラがうっとりと寄り添っている。これはドラの妄想なわけだが、ネコもドラも可愛らしく、ドラって純情なんだなと思わせてくれる。

・「だめ・・・、とてもだめ。」
ジャイアン・スネ夫の台詞の改変(ウスラデブ云々)は少々残念だが、丸くなるドラや、家にピューッと駆け込むドラはテンポも良くアニメらしいスピード感が感じられて好印象だった。

・出木杉の登場
しずかちゃんの約束の相手としてチョイ役だが出木杉が登場。一瞬だが前回登場時の声よりも良かった。「しずかくん」という呼び方もなかなかハマっていた。

・ラストシーン
あっけなくネコはドラと友達になってくれた。文句を言うのび太を気にも留めず、微笑ましいくらいにやかましく騒ぎ立てるネコとドラ。垂れ目の再現も良かった。

全体として、原作の再現度・声・演出・脚本、どれをとっても原作の良さを生かしつつアニメとしてテンポ良くまとまっており、出来は素晴らしかった。見ているときは理屈抜きで笑っていた。また、高橋ナツコさんが脚本の回は全体的に質が高いと感じた。各キャラクターの表情が豊かで、それだけで笑わせてくれる本作。何だか、童心に帰ってケラケラと笑い、そして気持ちがほのぼのとするような気がした。

◆「ドラえもんミニシアター」

絵コンテ・演出:やすみ哲夫 原画:木村陽子

ロボットえんぴつとロボットけしゴムの話。連載最初期に描かれた作品であり、とても楽しそうな作品だ。切り絵風の作画にとてもマッチしていた。ラストの禿げ上がったのび太が面白い。作画が大山ドラ風味だった。

◆「王かんコレクション」

脚本:早川 正 絵コンテ・演出・作画監督:古屋勝悟
出典:てんとう虫コミックス第9巻

「今どき王冠?」なんて声が聞こえてきそうだが、この話は流行という現象をギャグというオブラートに包みながら皮肉った一種の風刺話でもある。事実、今手元にある「藤子・F・不二雄自選集 ドラえもん」では「風刺の世界」にカテゴライズされている作品だ。逆に、今王冠というものをテーマに扱うことで滑稽さが増すのではないだろうか。

私が子どもの頃というと10年くらい前だが、その頃は比較的王冠は残っていて、法事等の際にジュースが出された時はなんとなく持って帰っていた記憶がある。現在ではビール位でしか見られなくなってしまったし、飲食店のジュースからも王冠付きのビンは次第に姿を消しつつあるという。しかし、最近コカコーラがビンのコーラでコマーシャルを放送しているように、まだ健在なのだろうかと思わせてくれる場面もある。

・「切手集めなんて渋い趣味だなあ。」
冒頭、スネ夫がいつもの面々に切手のコレクションを自慢している。するとジャイアンが「切手集めなんて渋い趣味だなあ。」と言った。これはアニメオリジナルの台詞だが、現在では子どもにはめっきり興味を持たれなくなってしまった切手収集という趣味に対するフォローとして機能していたように思う。私は小学校高学年~中学生前半にかけて切手を集めていたこともあって、切手には少し馴染みがある。スネ夫も持っている、かの有名な切手ファンなら誰でも一度は憧れる「月に雁」も知っている(アニメでは心なしか「月に鴨」って聞こえた気がするのだが・・・気のせいだろうか?)。その頃は「20世紀デザイン切手」シリーズという凝ったデザインの切手シートが発売されていた。20世紀の歴史を振り返るというコンセプトで2ヶ月に1回発行されており、私は予約してまで全シリーズ集めてしまった。今でも本棚に大事にしまってある。切手といえば「ドラえもん切手」というシール型の切手シートも発売されていた。もちろん私も購入し、確か2セットくらい買った記憶がある。私が集めていた切手なんてごく少数だが、今でも大事にとってあるし、良き思い出の一つになっている。

・物の価値についての説明
ドラが理屈っぽい説明をする場面では、わさびさんはまだ少し説得力に欠ける気がしていたのだが、今回の説明は今までで一番良かった。煌びやかな宝石や骨董品の絵をバックにしつつ、カラスと一緒に動くゴミ収集車や、切手を蹴り飛ばす仕草を見せるドラが好印象だった。

・「流行性ネコシャクシウィルス」
原作では「流行性ネコシャクシビールス」。「ビールス」とは、「ウィルス」の古い読み方。この道具は「ウィルス」がまずいかもしれないとか、「ネコシャクシ」が引っかかりそうとか、要らぬ心配をしてしまっていたのだが、「ビールス」→「ウィルス」の変更程度だったので安心した。よく見ると、わさドラになってから表現規制について気になり始めた私がいる。表現の自由は、発信側と受信側の相互の信頼関係によって上手く機能するような気がする。

・ウィルスの演出
ウィルスをばら撒くなどという誰かさんが目の敵にしそうな題材を、ウィルスを育てる時のほのぼのとした雰囲気やばら撒く時のキラキラとした表現で上手くオブラートに包んだと思う。

・印刷ずれの王冠
「パンダグレープ」と書いてあったのは良かった。スネ夫の怒った表情もGood。この話に出てくる王冠の中では、実際の王冠コレクターならば、スネ夫が持っているこの印刷ずれの王冠を一番に欲しがるだろう。

・手招きするのび太
指でクイックイッと手招きするのび太。さりげない演出だがのび太の自信が見え隠れしているようだった。

・王冠を広げる時の演出
のび太が自慢?の王冠コレクションを皆に披露する時の演出は、CGを用いて派手に王冠を撒き散らしていた。王冠と言うものにいささかのナンセンスな雰囲気を与えているようで割と良かった。

・ジュースを飲み過ぎたジャイアン
胃の中のジュースが音を立てている様子や、千鳥足の動き方などは上手く表現されていた。

・スネ夫のパパの登場
田中秀幸さんというベテラン声優の方が声を当てられていた。一瞬の登場だが違和感なく溶け込んでいた。さりげなく着物を着ていたのにも注目。

・物の値打ちについての説明
空き地で王冠コレクションの数を自慢している友人たちのところへ、ドラとのび太がやってきて物の値打ちについて説明する。原作では「少ししかないものが値打ちが高い」と言うだけだが、今回はビンを開けたときの曲がりや塗装の剥げた跡など、マニアックな知識をひけらかす。これらの台詞は様々なコレクションが一般化した現代だからこそ説得力があり、かつ滑稽に聞こえる。テレビ東京系の「なんでも鑑定団」を毎週見ている私も思わず「うんうん」とうなずいてしまった。

・三河屋で8月12日に買ったスキットサイダー
原作で初めて読んだ時はこのサイダー(原作ではコラコーラ)の値打ちが高いと本気で信じていた。最近になって、「世の中ウソだらけ」の100円アイスと50円アイスの詭弁に勝るとも劣らない詭弁術だと思うようになった。ただ、アニメだと疑問に思う人もいるようだから、わざわざご丁寧に「三河屋半蔵」のサイン入りのレシートまでくっ付けて、説得力を出そうと試みていた。と同時に、ナンセンスな雰囲気も増加し、笑いのツボをより多く刺激する形となった。ちなみにスキットサイダーの値段は105円だった。

・スネ夫の顔マネをするのび太
なかなか良かった。ドラはスネ夫の顔マネをしたことがあるが、のび太は初めてだ。スネ夫を馬鹿にしている感じがよく伝わってきて笑えるギャグになっていた。

・駅前の王冠屋さん
のび太とドラが帰りがけにパパが王冠屋に並んでいるのを目撃する。パパは今月の小遣い全額をはたいて買ったという王冠をひけらかした。最後のオチにつなげるためのパパの行為をより明確にするためにも良い演出だったと言えよう。購入した王冠の値段も原作の「2000円」から「今月の小遣い全額」にまで跳ね上がっていた。

・夕日をバックにした王冠コレクター玉野隼人氏の登場シーン
非常に効果的で、趣を感じさせる演出だと思う。これからの王冠コレクションの終焉を暗示するようでもあり、王冠コレクターの不気味さも醸し出していた。このシーンからハッピーエンドは想像し難いだろう。

・王冠オークション
原作では王冠コレクターのおじさん一人が200万円で譲ってくれとのび太とドラにせがむのだが、今回は中年女性と青年が登場しオークションのような雰囲気に。追加の2人のキャラも藤子Fテイストが感じられなかなか良かった。金に目がくらんで表情が変化していくのび太とドラも多少大げさだが面白い。とうとう1000万円で譲ってくれとせがむが、ウィルスの効き目が切れておじゃんになってしまった。

・オチ
のび太とドラが残念がる様子だけでは弱いと判断したのか、パパとママのやり取りを最後に持ってきてオチとした。このシーンも上手くまとまっていた。

全体としては、脚本以外をすべて同じ人が担当しているだけあって多少アクが強く大げさな演出も見られたが、大山ドラ末期のような不快感は感じなかった。「好きでたまらニャい」は傑作だったが、「王かんコレクション」も負けず劣らず傑作だと思う。この話は物の価値なんて結局人それぞれであるということと、流行という社会現象を判りやすく私たちに伝えてくれる。鑑定やオークションが身近になった現代だからこそ、この話の持つナンセンスさと深さがより多くの意味を持って私たちに語りかけてくるような気がした。少し調べてみたが、この話は経済学の基本概念である「使用価値」と「交換価値」の違いを分かりやすく描いているようにも受け取れるという。う~む、奥が深い。現代でも通用する話を描く藤子F先生はやっぱりすごい。

来週は「おかしなおかしなかさ」と「まあまあ棒」の2本。今週が良かったので、来週にも期待している。7月1日の1時間スペシャルにも期待。

Comments: 4

あきラジオ URL 2005-06-23 Thu 12:49:56

いつも楽しく見ています。ドラえもんに関しての記事は、なかなか読み応えがありますね。これからもヨまさせていただきます。

rainyblue URL 2005-06-24 Fri 17:38:14

リンク&コメントありがとうございます。これからも宜しくお願いします。あきラジオさんのブログも読ませていただきます。

Y.S.NAVY URL 2005-07-02 Sat 21:35:13

・はじめまして、Y.S.NAVYと申します。自分も掲示板では”水田ジャパン”と表現するほどの新ドラ支持者です(自分のところでもドラネタ多し。よろしかったらご足労を)
 きっかけは、私の掲示板の常連さんの一人から、しずかちゃん役がかかずゆみさんになると聞いて(もともと全面支援のつもりでしたが)、さらにその気合が深まりました。かかずさんは私が好きなネオジオでも活躍されていたのです。

・好きで~は、水田さんになって一気によくなった作品として今後マニアの間で語り継がれそうな感があります。というのも”サカリのついたドラえもん”の声は大山さんですらやってないと思うのですが… 江戸屋小猫師匠いうところの”シーズンの猫”のネタを思い出しました。
・王冠~は、どこのトラックバックを見ても”なんでも鑑定団”の文字が^^; 「いい仕事」とか「いけません」とか連呼したらひいたが、その辺のさじ加減は流石。

・今後もよろしくお願いします。リンク派ってもよろしいでしょうか?

rainyblue URL 2005-07-03 Sun 11:32:38

>Y.S.NAVYさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。私も、わさドラを楽しく見ているうちの一人です。「好きでたまらニャい」は本当に面白かったですね。水田ジャパンって呼び方、良いですね。これからも宜しくお願いします。このブログはリンクフリーなので、リンクは大歓迎です。どうぞお貼りください。

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ドラえもん(わさドラ)第10回「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」 from 青い空はポケットの中に
Trackback from 駄文とか駄文とか駄文とか(by AMt) 2005-06-18 Sat 03:38:02

今週アニメ まとめ

またもや職質に・・・。 あらら。しかも家から30Mのとこ。うちの近所どんだけ、危険なのか?とりあえず見たアニメの感想でも。 短いのはそれほど入れ込んでなかったり、タイムブランクがあったりするからで。うえき週初めなんであんま記憶が・・・、あ~、ロベルト十団の (more…)

Trackback from DORA NOTE 2005-06-18 Sat 07:54:23

6月17日放送分「ドラえもん」感想

●好きでたまらニャいドラえもんの言動が何から何まで笑えます(笑)そしてとにかく可愛らしい。冒頭で丸まっていたり、告白したり、「ニャーゴ」だの言ってたり。猫耳を付けてる所はちょっとドキっとしてしまった(;´∀`)しずかちゃんの家でのび太がドラえもんにお手本を (more…)

Trackback from パンポロリン! 2005-06-18 Sat 10:10:53

「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」感想メモ

今夜のわさドラ感想・・・の前にミニニュース。ドラえもんが、テレビ朝日による「青少年に見てもらいたい番組」を地上デジタル放送のEPGで告知するサービスの番組に選定されて、今週放送分から表示されるとの記事(インプレス)。 地デジは受信機器ないのでそのEPGは未... (more…)

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「わさドラ」第10回感想

それにしても、「わさドラ」の今後のラインアップは凄いなあ~。しかも、7月1日は番組改編期でもないのに1時間スペシャルとはねえ・・。来年の映画情報もあるのだろうか???しかし、こんだけ最初から飛ばしていると、来年以降がどうなってしまうかが少し気になってしま... (more…)

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リニューアルドラえもん感想 #10

最近、時間軸をうまく使った面白い話だな~と思ってもよくよく考えたら一部矛盾が生じているなと思っている全国のRドラファンの皆様!早速感想に入ります。 (more…)

Trackback from Ashiko K Milk 2005-06-18 Sat 15:57:18

新ドラえもん評6/17

やっぱりギャグ作品はおもしろいよなぁ~。好きでたまらニャいドラえもんが恋に落ちる類の話は、ドラ・のびの役割がいつもと完全に入れかわるおもしろさがある。今日の作品も、いつもとは全く違う表情、言動のドラえもんで笑えた。のび太やドラえもん(特に吹き出すのび太に (more…)

Trackback from LIL's commonplace days 2005-06-18 Sat 16:19:06

「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」

先週分はまだ見れてないので少し間があいた感じ・・・。あーあ。「好きでたまらニャい」実はかなり好きな話なので楽しみにしていた。言動のひとつひとつが特徴的で非常に面白いと思う。食事がおいしいか不味いかと聞かれるも、まともに返答しないドラえもん。さらに、のび太 (more…)

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わさドラ第10回「好きでたまらニャイ」「王かんコレクション」

今日は2本とも大いに楽しませてもらった。 「好きでたまらニャイ」 ドラえもんとのび太の立場が逆転。恋をしてしまい我を失うドラえもん。それを見て、役に立つのか立た (more…)

Trackback from TheSkyBeans 2005-06-19 Sun 00:35:38

新ドラえもん 6.17

今回は娯楽的だったので、考察は少なめで。「好きでたまらニャイ」動くしっぽクニャクニャ、ゴロゴロしているドラえもんが身を縮めた時に、しっぽもさりげなく内側にクニャリ、と潜り込んだところ。「内気」っぷりが表現されていた。身を縮めることで、自分の抱える問題を内 (more…)

Trackback from よーかつさんの日記 2005-06-20 Mon 01:33:09

行ってみたい所

一生のうちで一度は行ってみたい所はどこ? (more…)

Trackback from Aの手記 2005-07-01 Fri 14:25:43

本日のドラえもん

鏡に向かって悩んでおります。今日のドラえもん、かわいかった。何か、もう、猫みたいに丸まってるし。…猫か。笑原作どおりの、というか原作で使われた表現が出てくると、嬉しくなってしまう。そういえば、スネ夫パパが一瞬出てきた。あまり出ないキャラクターだが、声に関 (more…)

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