青い空はポケットの中に - 「ドラえもん映画祭」(神保町シアター)7日目レポート

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「ドラえもん映画祭」(神保町シアター)7日目レポート

「ドラえもん映画祭」も、レイトショー上映を除くと正規の日程は残すところ後1日となりました。今回は7日目のレポートをお届けします。2月27日の上映作品は、『のび太のワンニャン時空伝』『のび太の恐竜2006』『のび太の魔界大冒険』(追加上映)の3本。なお、午前中は「新作映画ドラえもん 親子試写会」が開催されるため、映画祭の上映は午後からのスタートとなります。
DSCN0300.jpg
上の写真は神保町シアター内に掲示されていた、上映当時の『のび太の大魔境』と同時上映作品のポスターです。傍らに個人所有物である旨の注意書きが掲出されており、親切なファンの方が貸し出してくださったものと推察されます。こちらも滅多に見ることができない貴重な資料ですね。

さて、私は大山ドラ最後の映画であり、オリジナル作品として人気がある『のび太のワンニャン時空伝』(2004年)、わさドラ最初の映画であり、リメイクとしての評価も高い『のび太の恐竜2006』(2006年)も見たかったのですが、この日足を運んだ最大の目的は『のび太の魔界大冒険』を見るためです。

藤子ファンの友人3名と映画祭2日目に行ったときには、7時半の時点で『のび太の魔界大冒険』の当日券は完売していたので、やはり今日も早朝から待機することを覚悟して2日目と同じ7時半に神保町シアターへ到着。生憎の雨だったものの、この時点でも30人~40人程度のファンが既に待機していました。その時点で並んでいるファンの方々がどの作品を目当てにしているのかは分かりませんが、後に整理番号から皆『のび太の魔界大冒険』狙いだったことが分かります。

2日目のレポートでも触れましたが、『のび太の魔界大冒険』『のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』(2007年)としてリメイクされただけでなく、今のところ劇場公開版だけでしか見られない「グリーンドラ」キャンペーンのショートフィルムが本編の前に上映されます。そして契約上の関係でDVD等のヴィデオソフトでは「だからみんなで」に差し替えられ、今年2月24日にリリースされたばかりの『ドラえもん映画主題歌大全集』にフルヴァージョンが収録されるまではドラえもん関係のCDにも収録されなかった「風のマジカル」(歌:小泉今日子)が使用されたエンディングを見ることができるということで、話題性には事欠かない作品です。

9時を過ぎると「新作映画ドラえもん 親子試写会」に参加する親子連れが続々集まってきました。そして1ヶ所に集められた奇妙な大人たちの行列を訝しげに見つめる子どもたちもチラホラ(冷汗)。でもドラえもんを見に来てくれる子どもたちがこんなにもたくさんいることを知って嬉しくなりました。また、この日に司会を務める現ジャイアン役の声優・木村昴さんが会場に駆けつけていました。私は見ることができませんでしたが、当日ご一緒させていただいたLILさんは神保町シアターに入っていく木村さんの姿を見かけたそうです。詳細は木村昴さんのブログ「新★ガキ大SHOW日誌 !!」をご覧ください。

早朝から並んだ甲斐もあって整理番号は29番。『のび太のワンニャン時空伝』『のび太の恐竜2006』も見たかったけど予算の関係上パスせざるを得ませんでした。10時の時点で『のび太の魔界大冒険』は残り20枚弱だったそうで、直後に完売となりました。その他の2作品は上映開始時点でも満席とはならず、席にはかなりの余裕があったと聞いています。オリジナル作品から観客数がぐっと減りましたが、残念なことにわさドラになってから一段と客足は遠のいたようです。

それでは、今回も上映作品のちょっとした感想メモです。

▼『のび太の魔界大冒険』(1984年) 監督:芝山努
・プリント状態:★★☆
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
劇場版第4作であり、映画ドラえもん初期の頂点とでもいうべきクオリティを誇る作品です。作品としての人気が高いだけでなく、映画ドラえもん・大長編ドラえもんの最高傑作に挙がることが多い作品でもあります。

また、映画ドラえもんで初のCGが使用されているというエポックメイキング的なトピックも挙げないわけにはいきません。これ以降、映画ドラえもんのオープニング映像では積極的にCGのレンダリングを駆使した映像が使用されていくことになります。時代を追うごとにCGのクオリティも上昇しており、今回の映画祭で年代順に過去の映画ドラえもんを劇場で見るという幸運に預かった私は、CGの歴史を映画ドラえもんの映像と共に追うことができたのです。CGの発達の歴史は映画ドラえもんのオープニング映像の歴史でもあります。

物語は皆さんがご存知のことと思いますし、内容についても今更語ることもありませんが、巧妙な伏線、パラレルワールド、タイムパラドックス、二段オチ、科学と魔法が融合する重厚な物語。やはり初期映画ドラの頂点はここにあると断言できます。見終わった後、とても清々しい気分になりました。他の方も指摘していましたが、リメイク版ではカットされてしまった出木杉が魔法の歴史について語る場面、あれは絶対に必要なシーンだと改めて実感した次第です。よく見ると出木杉の台詞やバックに使用されている資料が原作を丸々踏襲しており、藤子・F・不二雄先生の博学ぶりを堪能することができます。

もしもボックスは「パラレルワールドを作り出す(またはパラレルワールドに行く)」道具であることが明確に規定されたことにも言及しておきましょう。もしもボックスを使用したのび太、その場に居合わせたドラえもん、そして時間軸の問題でパラレルワールドとは無関係のドラミちゃんを除いて、劇中の登場人物はすべて「魔法の世界」、すなわちパラレルワールドの人物ということになります。ゲストキャラクターである美夜子さんや満月博士をはじめ、ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんもこの作品に限っては別の世界のキャラクターなんですね。そのことはのび太も認識しており、魔法の世界のしずかちゃんに対して「こっちのしずかちゃんもやさしいね」と言ったり、ラストに美夜子さんと別れるシーンでも、自分が別の世界から来た存在であること、そしてこれから現実世界に帰らなければならないことが台詞で言明されているわけです。

グリーンドラのキャンペーン映像にも触れておきます。このショートフィルムは自然保護憲章制定10周年を記念した「僕たち地球人」と題されたキャンペーンの一環で、ドラえもんのカラーがグリーンになった「グリーンドラ」とのび太が子ども向けに地球環境保護の重要性を伝える教育的な内容となっています。BGMには「風のマジカル」が使用されました。また来場者にはグリーンドラ缶バッチが配布され、今となっては当時を伝える貴重なアイテムとなっています。2日目のレポートでも書きましたが、当時はTV版の『ドラえもん』も巻き込んだ大々的なキャンペーンが展開されていたようで、こんな映像だったのかと感心しきり。隣に座っていた女性から「懐かしい~!」と声が漏れていました。

「風のマジカル」(歌:小泉今日子)についても書いておきましょう。実際に曲を聴くと何故か懐かしい気分になりました。小泉今日子の歌い方、チープなシンセのメロディが典型的な80年代アイドル・ポップスなのでノスタルジーをくすぐられるんですね。まだ自分は生まれてもいなかったのに懐かしい気分にさせられるとは意外です。まだ辛うじて80年代だった、私が幼少期の頃の記憶が根源的なノスタルジーを喚起したのかもしれません。今思えば当時の人気アイドルを起用したタイアップ曲の走りだったんでしょうが、武田鉄矢氏の作詞でなくても歌詞が内容と合っていなくても、あれはあれでいい気がしてきました。

先週の『のび太と鉄人兵団』を見た時と比べて、観客に若い女性が多かったのが目につきました。リメイク版の話題性もあることだし、そこから興味を持ったと思われる私より下~同世代から、上映前に「キョンキョン」という単語が飛びかったり、グリーンドラの映像が流れると「懐かしい~!」と声を上げるなどリアルタイム世代と思われる方々も見受けられました。ファンタジー要素が強いことも関係しているのか、他の作品と比べてとりわけ女性に人気が高い作品なのかもしれません。

プリント状態はノイズだらけの箇所もあれば比較的きれいな箇所もあり、場面ごとにムラがあったのが気になりました。



8日目は正規の日程での「ドラえもん映画祭」最終日となります。シークレット上映の内容も含め、早めにレポートをアップしたいと思います。

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