青い空はポケットの中に - 「ドラえもん映画祭」(神保町シアター)5日目レポート

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「ドラえもん映画祭」(神保町シアター)5日目レポート

神保町シアターで2月の毎週土日に開催されている「ドラえもん映画祭」も、いよいよ後半戦に入りました。2月20日(土)の上映作品は、『のび太と銀河超特急』『のび太のねじ巻き都市冒険記』『のび太の南海大冒険』『のび太の宇宙漂流記』『のび太の海底鬼岩城』(追加上映)の5本。追加上映を除けば、藤子・F・不二雄先生が直接手がけた作品は『のび太のねじ巻き都市冒険記』で最後となり、『のび太の南海大冒険』からはオリジナル作品に突入します。
DSCN0298.jpg
オリジナル作品から客の入りが少なくなるかもしれないと予想していましたが、その予想は当たり、10時の当日券販売開始の時点で満員となったのは『のび太と銀河超特急』のみで、残りの4作品は上映開始時点でも満員とはなりませんでした。私は念には念を入れて始発列車に乗って6時少し前には神保町シアターに到着しましたが、この時点での待機列は30人前後で、恐らく最も少ない人数だったと思います。ただ6時以前に待機している約30人は固定客で、今後も変わらないだろうと予想されます。

購入枚数確認も9時を過ぎてからで、『のび太と銀河超特急』『のび太のねじ巻き都市冒険記』のみ確保しました。前回より客足が鈍っているのは明白で、『のび太の海底鬼岩城』の追加上映狙いの人もそれなりにいるだろうと思われましたがそうではなかったようです。整理番号は上映順に31番・24番となりました。

そういえば、客層は以前よりも若くなっている気がします。私と同じく20代とおぼしき人をたくさん見かけました。確かに映画ドラで記憶に残っているのは『のび太と銀河超特急』あたりからで、この日の上映作品はまさしく私のリアルタイム世代のラインナップなのです。

予算の関係もありますが、『のび太の南海大冒険』『のび太の宇宙漂流記』は記憶に残っているものの、作品自体の個人的評価は残念ながら低いので当初から見るつもりはありませんでした。ちなみにオリジナル作品で最も面白いと思ったのは『のび太のワンニャン時空伝』で、次点で『のび太とふしぎ風使い』ですね。

以下、いつもように上映作品のちょっとした感想メモです。



▼『のび太の銀河超特急』(1996年) 監督:芝山努
・プリント状態:★★★★
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
改めて見ると原点回帰の作品だと感じました。ゆえに冒険の楽しさがこれでもかと詰まっている作品に仕上がっています。映画最大の見どころはメンデルスゾーンの楽曲が使われたシーンでしょう。銀河超特急のワクワク感・ミステリー性・非日常性を示すのに最適なBGMだと感心してしまいました。

90年代の大長編・映画ドラえもんはやや難解で社会性の強いテーマが続きました。そういう意味では、前作『のび太の創世日記』がF先生のライフワークである『創世記』をテーマとした集大成的作品だったので、次作『のび太と銀河超特急』が原点回帰したのは必然なのでしょう。皮肉にもF先生が完成を見届けることができた最後の映画になってしまいましたが。

この日の上映作品では唯一満員になった作品となりました。作品自体の人気もあるのでしょうが、この作品を藤子F先生が手がけた最後の映画ドラと認識している人も多いと思われます。私は『のび太のねじ巻き都市冒険記』が藤子F先生の遺作で、F先生が手がけた最後の大長編であり映画ドラであるという認識です。

また、武田鉄矢氏が主題歌の作詞を手がけた最後の映画でもあります。曲は海援隊が自ら歌っています。

▼『のび太のねじ巻き都市冒険記』(1997年) 監督:芝山努
・プリント状態:★★★★
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
『のび太の銀河超特急』に続いて原点回帰を推し進め、前作以上に冒険の楽しさとメルヘン要素が強調されています。基本的には低年齢層を意識したと思われる作風ですが、造物主的存在を登場させたり、生命創造、人工生命とクローン、民主主義、環境問題という時事的・社会的要素にも言及しています。

ただ悪役として登場する熊虎鬼五郎は拳銃を所持しており、ギャグっぽいコミカルなキャラ設定がなされているとはいえ実際に発砲する描写もあるので、大人になった今見ると少々ヒヤヒヤしてしまいました。バカボン世代ではないので、本官さんのようにキャラクターがギャグで拳銃を撃つ表現に慣れていないだけかもしれません。

藤子F先生はこの映画の原作を執筆途中に病床に伏せ、そのまま帰らぬ人となりました。そのため先述したように、藤子F先生の遺作となった作品です。藤子F先生は、この作品だけは芝山努監督に物語の大筋を早くから伝えていたようで、死期を悟っていたのではないかと考えられています。

そのため、この作品は藤子F先生のメッセージなのかもしれません。何故「種まく人」(造物主)を登場させたのか、そして「種まく人」は何故のび太に全てを託して去ってしまったのか。ラストのどこでもドアとドラえもんのショットは、そうしたF先生の思いを受け取ったスタッフの精一杯の返答なのではないでしょうか。



6日目のレポートも順次アップするので今しばらくお待ち下さい。

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