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「ドラえもん映画祭」(神保町シアター)3日目レポート

大盛況の「ドラえもん映画祭」も2月13日で3日目を迎えました。今回は4作品全て鑑賞してきました。3日目の上映作品は、『のび太のパラレル西遊記』『のび太の日本誕生』『のび太とアニマル惑星』『のび太のドラビアンナイト』『のび太のパラレル西遊記』(2回目)の計5本です。
DSCN0297.jpg
予想を超える盛況ぶりに、神保町シアターでは「『ドラえもん映画祭』 満員御礼とお詫び」いう声明まで出されています。

「ドラえもん映画祭」では、開催前にTSUTAYAの一部店舗等で「特別観賞回数券」が数量限定で販売されており、私は入手できなかったのですが、これはあくまで当日券との引換券に過ぎないことに留意する必要があります。「特別観賞回数券」を持っている場合も当日券と同じ待機列に早朝から並ぶ必要があったということです。その件で回数券の何枚かは無駄になってしまったと思われます。

以下、上映作品のちょっとした感想メモです。

▼『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』(1988年) 監督:芝山努
・プリント状態:★★☆
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
劇場版第9作。この作品は藤子・F・不二雄先生の体調不良で原作が描かれず、F先生のアイディアを基に映画が制作されました。脚本はもとひら了氏。シンエイ動画の黄金期を支えた名脚本家です。

ただ、映画を見ると分かるのですがセリフ回しの節々にF先生との違いを感じます。楽屋落ち的なメタ台詞が多く、ドラえもんが「危険が危ない!」と言うなど少々ギャグに振ったキャラ設定のようです。

ストーリーは『西遊記』をベースとしているものの全体的にゲームに関係した描写が目立ち、物語のテーマとしてはゲームであると言っても差し支えなさそうです。ファミリーコンピュータ全盛の時代を反映してかドット絵の意匠が随所に盛り込まれ、懐かしい8ビットの電子音がBGMとして館内に響き渡り、ちょっと奇妙な感覚を覚えました。未来の道具なのに背景がドット絵風だったりBGMが電子音だったりと、演出面では時代を感じさせます。

また、バーチャル・リアリティの現実世界への侵食(+歴史への介入)という現在から見ても非常に興味深いテーマも内包していることも特筆すべきでしょう。

この映画だけ原作者名義が「藤子不二雄F」(正確にはFは◯の中にF)になっており、藤子不二雄がコンビを解消してから僅かな期間だけ使用されたペンネームを見ることができます。また、オープニングの「ドラえもんのうた」の歌い手が大杉久美子の最後の作品でもあります。

エンディングで音飛びがあったのが気になりました。フィルムが欠損しているようです。

▼『ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年) 監督:芝山努
・プリント状態:★★☆
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
劇場版第10作。原作・映画版共に最も力を入れて制作された作品のひとつとして知られています。知名度も高く、ファンにも人気の高い作品です。観客動員数は420万人を記録し、この数字は歴代映画ドラえもんの最高記録として未だに破られていません。

この作品から冒頭に「製作総指揮 藤子・F・不二雄」の字幕が出るようになります。更に「ドラえもん映画化10周年記念作品」の表示も併せて表示されていました。また、オープニングの「ドラえもんのうた」の歌い手が山野さと子に変更された最初の作品でもあります。私の世代は山野さと子版「ドラえもんのうた」を聴いて育ったので、こちらのバージョンのほうが断然馴染み深いですね。

また、前作と同様にエンディングで音飛びがあったのが気になります。フィルムの欠損でしょうか。

▼『ドラえもん のび太とアニマル惑星』(1990年) 監督:芝山努
・プリント状態:★★★☆
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
劇場版第11作。動物型の宇宙人が暮らすメルヘンチックな世界を提示しながら、環境問題・動物と人間の共存という重いテーマを描いた作品です。環境問題への言及も、後の『のび太と雲の王国』(1992年)に匹敵するほど踏み込んだ描写となっています。裏山のゴルフ場計画に反対するためにのび太のママが反対運動に参加するシーンが代表的です。

絵本のようなチッポたちの世界に比べて、ニムゲ(=人間)の住む世界の描写は非常にリアルです。将来、現実に起こるかもしれないという恐怖を暗示してるかのようにも見えます。彼らが常に防護服を身にまとい、素顔を見せることがないというのも不気味さを一層際立てています。

そういう意味では、動物たちの惑星で信じられていた「神話」が、実は過去の人間が作り出した「事実」であったという対比は実に明確なものとなるでしょう。また、個人的にはニムゲの総長の正体が金髪の美青年であったという演出に惹かれました。

プリント状態は、この日の上映作品の中では比較的良かったという印象です。

▼『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』(1991年) 監督:芝山努
・プリント状態:★☆
・上映サイズ:ビスタサイズ(5:3)
アラビアンナイトの世界をモチーフにした作品。個人的には歴代でも上位に入るほど好きな作品です。ハールーン・アル・ラシード王が治める794年のバグダッドを舞台としながら、現実の歴史と絵本の世界・「アラビアン・ナイト」の世界が交錯するハイブリッドな世界観が魅力です。

時間旅行公社のガイドとして登場するミクジンのキャラクターも独特で、他の映画ドラえもんのゲストキャラとは違った面白さがあります。一応ロボットのようですが、そうは見えない宇宙人のようなキャラクターです。

プリント状態はかなり悪いと言わざるを得ません。とにかくフィルムが傷だらけで、上映中は常に黒いフィルムノイズがスクリーン上に散らばっていました。音声も雑音が入り気味だったのは少々残念でした。



4日目のレポートも順次アップしますのでお待ちください。

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