青い空はポケットの中に - 2009年05月27日
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2009年05月27日 Archive

あなたとあなたの関係は?

  • Posted by: Rainyblue
  • 2009-05-27 Wed 07:57:53
  • Essay
どうも、更新サボってすみません。「忙しい」という言葉はあまり使いたくないのですが、いつもよりはちょっとだけやることが多かったかな、と思います。

どうでもいいですが、私が前々から主張している通り、女って怖いってことがよく分かりました。妙な話題になった時のあの威圧感。私ひとりだったらどうなっていたことか……。悪いことをしているわけじゃないのに悪者にされた気分になりましたとさ。あー怖っ。

このくらいの季節って、何を着たらいいか迷うことが多くて、暑苦しくならないように春物のアウターを軽く羽織って誤魔化しています。シャツやカットソーくらいがちょうどいいかとも思うのですが、シャツ1枚をさらっと着こなせるほど私のファッションセンスには自信がありません。ううむ……。

さて、もうすぐ梅雨入り、それが終わったらいよいよ夏ですね。

ところで、久々に昼飯を奢ってもらったんですが、果たして良かったのかどうか。

事の発端は24日に参加した某ライブの打ち上げと称した飲み会。友人が幹事長を務めるバンドサークルにずっと誘われていて、そろそろ顔を出しておこうと、その友人に誘われる形で六本木の居酒屋に赴いたのです。しかしそこは他大学のバンドサークルとの合同飲み会。ライブの打ち上げとはこういうことだったわけで。顔見知りになっておこうと思ったそのバンドサークル所属の早大生もほとんどおらず、明治と慶應と青学だらけのアウェイな席に座らされて3時間を耐え抜かなければならなくなりました。

おまけに終わり際、故意ではないのですが、誰だか知らない人にサワーのピッチャーを盛大にぶっかけられ(大方酔ってよろけたのでしょう)、気に入っていたジャケットが酒まみれに。その人には土下座され丁寧に拭いてもらいましたが、冷や水ならぬ冷や酒を浴びた気分になりました。私はキレるどころか怒ることも慌てることもなく終始落ち着き払っていたので、半ば呆れていたように見られていたかも。

誘ってくれた友人にも平謝りされて、なんだか来て良かったんだか悪かったんだか分からなくなりました。ただ泣きっ面に蜂とはよく言ったもので、その日はとことん「水(みず)運」がなかったのでしょう、吉祥寺から自転車で帰宅する途中に土砂降りに見舞われ、ジャケットどころかジーンズやバッグまでもが水浸し。さすがに家に帰ったら泣いてやろうかと思いましたよ。あ、涙も水でしたね。

時は過ぎ、別に私は何とも思っていないのですが義理堅い彼がお詫びにラーメンを奢ってくれるというので、火曜日はやすべえでつけ麺をしこたま食べてきました。まあ昼食代が浮いたのはいいとして、結局気分が悪いのでジャケットはクリーニングに出すことにしたし、やすべえで昼食時の行列に巻き込まれため、3限に少し遅れて駆け込んだら出席カードはもう配り終わっていて(皆勤を逃してしまった…)、もやもやした晴れない気分の中今回の騒動は一応の決着をみることになります。

そんなくだらない話はこれくらいにして、最近ブログの更新をサボっているのですが、空いている時間はほとんどバイトを入れているので暇人らしからぬ日々が続いています。44時間働いた週には鮮緑展(展覧会)に出す絵を描かなければならず、33時間働いた週には1週間で演習の発表準備をしなければならないし(発表担当がちょうど1週間前に決まるという不測の事態だったので)、ほとんどパソコンには触れられないような日もありました。

いちおう6月までに30万稼ぐという目標を設定しているので、なんとかやり遂げてやろうかと。今くらいがバイトなぞに現を抜かせる最後の時期かもしれないし。夏からは公務員試験の勉強にシフトしていくことになるでしょう。

鮮緑展に出した絵はいざ飾ってみるとあんまり芳しい出来ではなかったので、もうちょっと色の塗り方を研究してみようかと考えております。水彩で向日葵を映えさせるのは難しいですね、どうしても周囲に埋没してしまうので。今回の展覧会、色々とインスピレーションを受ける部分があって、(実現できるかどうかは別として)バブルのようにアイディアが次々と浮かんできました。それらのアイディアは箇条書きでノートに書き留めておいたので、今度の展覧会やアート系のイベントではそれを形にしてみたいと思っています。

私は過去3回の展覧会すべてで女の子の絵を出展していますが、別に今まで女の子ばかり描いてきたわけじゃありません。むしろ生まれてこの方異性など描いたこともなかったのです。だから今まで描かなかったモノを描いてみようかと思ったわけで。でもこれも一区切りをつけて、本来得意な風景画とかもっと違う作品も描いていくつもりです。バイト代貯めてパソコンを買い替えてソフトを充実させたらCGにも力が入れられると思うと今からワクワクしてきます。

バンドの方は最近すっかりご無沙汰でして、多分みんな忙しいからなんでしょう。私はどうかといえばライブがやりたくて仕方がないのですが、早稲田祭では遅すぎるので少なくとも夏までに最低1回はやりたいと思っています。例の友人が自主企画ライブを計画しているらしいので、対バンさせてもらえる運びとなりそうです。

バンドやってると周囲に吹聴しておきながら、誰かにギターを弾いて見せたこともないし(まあ壊滅的にギターが下手なわけですが…あ、この前は2年の後輩にちょっとだけ弾いてあげました)、特にサークルの方々にはライブにも誘ってないので、今度はできるだけ多くの人を誘えたらいいなあ。下手でもなんでも、ライブは見せてナンボだと思っているので、こういうときだけは自己顕示欲をオーバードライブさせることにしています。

話は戻って、月曜日に演習で発表したのは『自殺サークル』(園子温、2002年)という、スプラッタ映画のように血が噴き出るし、バトルロワイヤルみたく何の脈絡もなく人が自殺するまあよく分からない映画です。でもポップで軽いタッチで描かれているホラー映画は珍しいと思うので、血やスプラッタが平気な人は見てみるのもいいかと。自殺がテーマの映画の割にさらっと見られます。

日記のタイトルにしているのはこの映画で繰り返し反復される重要なフレーズです。いちおう、この映画のキャッチコピーというかテーマみたいなもので、劇中で次々に人が自殺するのは、現代人が「あなたとあなたの関係」を分かっていないからだ、とそう呼びかけているように思えました。

発表では、「あなたとあなた」を「身体と精神」と読み替えて、身体のみが肥大化し精神が置き去りにされた現代人に対する痛烈なアイロニー云々とか喋った記憶がありますが、これは私の解釈なので正直なところ、自分自身も腑に落ちていません。

皆さんは「あなたとあなたの関係」が分かりますか?

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