青い空はポケットの中に - 2008年06月
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2008年06月 Archive

Dig Out Your Soul

Oasisのニューアルバムの詳細が発表されました。

タイトル:Dig Out Your Soul
発売日:10月6日(イギリス)

1stシングル:The Shock Of The Lightning
発売日:9月29日(イギリス)

詳細は以下の記事をご参照ください。
オアシス、ニュー・アルバムの詳細を発表
(↑このBARKSの記事、最後のアルバムタイトルが『Don't Believe The Truth』と誤記されています。おまけに1stシングルの綴りも間違ってる!)

詳細が決まってホッとしていますが、10月というとまだまだですね。首を長くして待つことにします。1stシングルは、タイトルだけ見ると何だかカッコ良さそうです。最も早くこの曲が聴けるのが、8月11日のBBC Radio1という説が有力とのこと。日本でも同じ日に発売されるでしょう。店頭に並ぶのが通常は発売日の前日なので10月5日だとすると、私はその前日にRadioheadのライブに行っているので、頭の切り替えが大変そうです。リーク音源とされる曲を聴いた時は正直期待外れもいいところだったのですが、それらは6thアルバムのセッション時の音源であると公式にアナウンスされたので、安心したと同時に楽しみが増えました。

Oasisといえば、やっとオリジナルアルバム6枚とB面集"The Masterplan"、ライブ盤"Familiar To Millions"を中古で揃えました。東京は中古CD屋が充実していて、上京して良かったと思わせてくれます。Oasisファンと言っておきながら、OasisのCDは3枚くらいしかもっていなかったので、これを機に揃えたわけです。私は帯付きにこだわる国内盤派なので、輸入盤だったらもっと安く上がったかもしれません。CDをすべて実家に置いてきたというのもありますが。あとは"Whatever"の国内盤EPとベスト盤"Stop The Clocks"(持ってるけど買い直す)を揃えればほぼ完璧ですね。できればシングルも全て揃えたいところですが、金と暇がなければ無理な話です。

My Bloody Valentineのライブが6月13日からイギリス各地で開催されました。とりあえず、彼らはちゃんと生きていたようで(笑)。YouTubeにはいくつかライブ映像が上がっているようです。ここではリンクを張りませんが、興味のある方はどうぞ聴いてみてください。ライブを聴く限り、音は彼らが活動休止する前(1990年頃)とほとんど変わっていません。新曲はなく、セットリストも以前のライブとほぼ同じです。太ったと言われていたケヴィン・シールズも、写真を見る限りは痩せたようです。ビリンダ・ブッチャーも、もう40代半ばだというのに美しさを保っています。よほどのことがない限り、フジロックには来日してくれるでしょう。自分もお金があれば今すぐにでもチケットを手に入れたいのですが、何分フジロックに行くにはいろいろとお金がかかります。

残念なニュースもあり、"Isn't Anything"と"Loveless"のリマスター盤(UK盤)が9月1日に延期になったようです。Amazon.co.ukでは9月1日となっていますが、他サイトでは未だ最初に延期された7月15日(または14日)となっています。一部報道では、延期の理由がケヴィン・シールズがライナーノーツをまだ書き終わっていないというゴシップ記事並みの情報もありますが・・・。

音楽で最近気になることは、ROUND TABLE featuring Ninoの2年振りのニューシングルと、Coldplayのニューアルバムですね。どっちもまだ持っていないのですが、ColdplayのニューアルバムはHMVでちょっとだけ試聴しました。聞くところによると相当いいらしいので、財布に余裕ができたらすぐに買います。

2008年は、自分の中では友達と新しくサークルを作ったことが一番大きなニュースです。音楽を扱うサークルといっても機材も何もないので今年はフラ語バンドでのライブは無理かな、と思っていたのですが、早稲田祭で「音自慢 2008(仮) 合同音楽祭」という合同企画があり、サークルとして参加申込書を提出しました。うまくいけば開催日両日ともライブができそうです。一応、私はライブの責任者ですが、まだ何も実行委員会側からは連絡は来ていません。何か会議とかあるらしいですが、とりあえず頑張ってみます。地理部門の活動としては、「アカデミック オリンピック in WASEDA (仮)」に今までの小旅行・合宿の成果をまとめたレポートを配布します。こちらはK君が担当してくれます。早稲田祭は11月2日(土)・3日(日)に行われます。

今、フラ語バンドではこんな曲を練習しています。詳細はここをクリックしてください。私は6割ギター担当、4割ドラム担当といったところです。

おいしいカレーの作り方

  • Posted by: Rainyblue
  • 2008-06-08 Sun 23:56:58
  • Essay
両親や祖母が時々野菜や食料を送ってくれるので、それらを活用して自炊しています。最近は料理の手際もだいぶ良くなりましたが、まな板を置くスペースすらない私のアパートの台所はどうにかならないものか!確実にインスタント食品を作る程度の場所としか想定されていませんね。おまけにコンロは火力の弱い電熱式ときたもんだ。まあ、家賃が家賃なので文句は言えませんが・・・。

自炊をするといっても、男の料理ですからそう御大層な料理を作っているわけではありません。レパートリ-はもっぱら、回鍋肉、麻婆豆腐、カレーライス、肉じゃがといったところです。具の入っていないケチャップライスにオムレツを被せるだけという超手抜きオムライスも作れます。あとは、ネットでレシピを検索して余った材料を鍋にぶち込んでスープを作ったりもします。

今日はちょうど材料があったので、カレーを作りました。カレーを市販ルーの2分の1箱分作ると、4日間の夕食はそれで事足りるので楽です。4日間もカレーは飽きてしまいそうだとか思われそうですが、一人暮らしをしていると別段そうは感じません。飽きるといえば、レトルト食品の方がよっぽど飽きます。

ところで、世間では「一晩寝かせたカレーが一番おいしい」なる言説が流布されていますが、私は以前から疑問に思っています。自分の味覚では、作りたてのカレーが一番おいしく感じるのですが・・・。それと、様々なTV番組でおいしいカレーの作り方が放送されています。料理人や料理が得意な芸能人、果ては一般の主婦までが、「カレーに○×を入れると更においしくなる云々」と言っているわけです。うちの父親などはそうしたTV番組を見るたびに、カレーにリンゴやらハチミツやら、ニンニクなどを入れてみたりしています。実家は共働きなので、両親ともに料理をします。父親がそうした創意工夫を凝らしてくれるのはいいのですが、私は正直、何の工夫も凝らしていないシンプルなカレーが一番おいしく感じます。ちなみに、母親はシンプルなカレーを作ってくれます。

というわけで、私がカレーを作る時は、一切の工夫をしません。箱書き通りに作ります。工夫の余地があるとすれば、材料の種類と分量、それに水の量くらいですか。私だけが変なのかと思っていたのですが、それを裏付けるようなTV番組が浪人生時代に放送されたことがあります。確か夕方のニュースの特集か何かだったと思うのですが、料理に自信のある主婦があれこれ入れて工夫を凝らしたカレーと、料理に不慣れな女子大生が箱書き通りに作ったカレー、この2 種類を詳細を伏せたまま道行く人に試食させて、どちらがおいしいと思うか判定してもらうという内容です。そしてその結果ですが、大多数の人が後者の方がおいしいとの判定を下したのです!少なくとも、私の味覚はマジョリティ側にあることが分かりました。

その原因は、カレーが各家庭によって味が千差万別であるということだと思います。カレーはインドで発祥し、イギリスを経て明治時代に日本へと伝わりました。そのカレーも、もはや日本人の国民食(ソウル・フード)とまで呼べるほどの存在になっています。だから料理店だけでなく、数多くの家庭でカレーが作られます。そして、各家庭がその家庭の家族の好みに合わせてカレーを作ります。なので各家庭ごとにオリジナルなカレーの味があるわけです。市販ルーの選択一つ取って見ても、それはその家庭または人にとってのオリジナルになります。ウチはジャワカレーじゃなければダメって人もきっといるでしょう。そうなると、とある家族内では大評判のカレーが、他人に食べさせてみたら反応は今一つということも十分にあり得るわけです。ゆえに上記のTV番組のような結果が表れたというわけです。そのTV番組で使った市販ルーは大多数の日本人の味覚の平均値に合わせて作られているはずですから、市販ルーの箱書き通りに作ったカレーの方がおいしいと感じるのは当然といえば当然なわけです。

したがって、日記のタイトルの問いに答えるとしたら、「市販ルーの箱書き通りに作る」になります。でも、私にもカレーの好みはあります。今日は両親が送ってくれた食料の中に入っていたバーモントカレーで作りましたが、実際はもっと好きな市販ルーがあるので自分で市販ルーを買うときは別の物を買います。それに加えて、私はチキンカレーが好きなので肉はたいてい鶏肉で作ります。一切の工夫をしないと言いつつ、こんなところで既にオリジナリティは現れてしまっているわけです。ただ、シンプルなカレーの方が好きだというのは確かです。

バカバカしくもカレーについてあれこれ考えを巡らせてみました。

※最近ドラえもん&藤子関連記事が更新できなくて申し訳ありません。今は日記でお茶を濁している状態ですが、6月中には必ず関連記事をアップするので今しばらくお待ちください。

Happy Birthday To Me...!

  • Posted by: Rainyblue
  • 2008-06-04 Wed 23:35:03
  • Diary
本日6月4日、無事に21歳の誕生日を迎えました。
誕生日メールをくれたケンゴ君、♪♪君、どうもありがとう!

21歳と聞くと、ちょっとばかり身震いしています。数字上の年齢が大きくなるばかりで、果たして自分という人間は21歳にふさわしいメンタリティを持っているのかと・・・。もう「ティーン」とか、「ハタチ」とか、そんなスウィートな響きで自己を形容することはできません。私は紛れもなく大人の人間なのです。

そんな本日、フランス語バンドでスタジオに入りました。いつもは4時間ですが、今回は3時間でした。今日は裏庭のメンバーであるKK君が見学に来てくれました。私がギターを弾きながら歌っているところや、ドラムを叩いているところをバッチリとカメラに収められてしまって、やっぱり自分って写真写りが悪いなあと思ったり。

今日は久々にマーシャルのアンプに繋ぐことができました。やはり自分のエピフォン・カジノには、マーシャルの音が一番しっくりきます。そして、前々からやりたかったMy Bloody Valentineの"Sometimes"をついにバンドで演奏することができました。音作りの面では、コンプレッサーのサステイン、オーバードライブのドライブ、ディレイのディレイタイムをそれぞれ最大値まで上げ、ギターをかき鳴らすと、「グワングワン」とでもいうような、それっぽいノイズを出すことができました。でもドラムがない曲のため、途中でどうしてもずれてしまいました。今後の課題ですね。ちなみに、"Sometimes"はマイブラのライブでは一度も演奏されたことがない曲のようです。CD通りの音を再現するのが困難だからと言われています。だから、それっぽい音が出せただけでも十分かな。それから、T君によって今日から新しくバンドにキーボードが導入されました。これでバンドの音作りの幅がグッと広がりました。上記の曲もそうですが、キーボードが入ると楽曲の再現度を一段と高めることができます。

スタジオ練習の後はファミレスで裏庭のメンバーも交え、部会も兼ねた夕食会を開きました。今日は新しく2年生のMさんが参加してくれました。誕生日ということで、パフェをおごってもらいました。こんな豪勢なスウィーツを食べたのは本当に久しぶりです。私は基本的に辛党なので、自分の意志で甘いものを食べることはほとんどありませんからね。

今までの人生で誕生日を祝ってもらったことなどほとんどないので(泣)、自分の誕生日を祝ってもらえるというだけで涙が出るほど嬉しいのです。しかも、誕生日プレゼントまでもらえるということです(それは12日に行われる裏庭の第4回新歓コンパで頂けるとのこと)。今日のテンションはいつもと同じでしたが、心の中ではう嬉し泣きをしていたということを、本日の参加者の方々には申し添えておきます。

私の21年目の人生が、より実り多き日々でありますよう。

眠れない夜、誰のせいだよ

規則正しい生活リズムに戻そうとして、いつもより早く布団にもぐってはみたものの、ちっとも眠れないときがあります。

眠れないので仕方なく枕元に積んであった漫画を読み進めていて、ふと目覚まし時計を見ると結局いつもと同じ時間・・・。枕元に積むべき漫画の巻数が6巻から7巻に移行したこと以外、何一つ変わらない一日が終わりました。

最近ヘッドホンを買いました。ビクターのHP-RX900というやつです。こういうオーディオ機器って、買ってすぐには効果を発揮できず、数時間から数か月使い続けないと良い音は出ないみたいです。自分はこういうオーディオ機器の違いってあまりよく分からないのですが(いやむしろ分からない方がよく、オーディオにハマると家が1軒建つくらい投資してしまう人はザラだとか)、少なくともiPodの付属イヤホンよりは良い音が出てるってのは分かります。

演習の授業のノルマで、毎週映画を見ることになっています。昨日見たのは2本。

『現金に体を張れ』(1956年・アメリカ)は、スタンリー・キューブリックのハリウッド映画最初の監督作品。キューブリックは『2001年宇宙の旅』のイメージしかなかったのですが、これはギャング映画で、物語を破滅へと導く魔性の女(ファム・ファタール)の存在とか、バッドエンドなどから典型的なフィルム・ノワールだと思われます。ギャング映画にしてはナレーションが登場人物の行動時間を理知的な語り口で逐一説明したり(まるでドキュメンタリーみたい)、登場人物の劇中会話がやけにインテリジェンス溢れるものだったり、昔のギャング映画って皆こうだったのでしょうか。というよりは、これはキューブリックの作家性なのでしょう。一番のハイライトは"THE END"の表示が出るラストシーンで、このラストがたまらなくかっこいい。救いようのないバッドエンドなのに、ある意味スカッとするような、そんな終わり方でした。

『レザボア・ドッグス』(1992年・アメリカ)は、クエンティン・タランティーノの初監督作品。カルト的な人気のある映画なので名前くらいは知っていましたが、こういうバイオレンスな映画は苦手な部類のため、どちらかといえば避けて通ってきました。で、見てみると思ったよりも暴力描写はきつく感じませんでした。人によっては悪趣味に見えるのは耳を切り取るシーンくらいでしょうか。基本的に映画の舞台はずっと倉庫の中なのでまるで舞台劇のようですが、登場人物の過去の行動をめぐって時間軸が錯綜する描写は実に映画的で斬新に感じました。それと、音楽の使い方がとてもスタイリッシュで、ギャング映画なのに血生臭さをあまり感じさせませんでした。主要人物は終始血まみれなのに。これからタランティーノ作品を他にも見てみようと思います。

6月になったので、部屋の掃除をしながら衣替えのため夏服を一気に出しました。夏服をクローゼットにかけるともうクローゼットが一杯になりそうです。6月というと、もうすぐ誕生日なんですが、もう「ハタチ」を名乗れるのはあとほんの僅かな時間しかありません。あと少しだけ、「ハタチ」を噛みしめて生きていきたいなと思った雨の日でした。

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