青い空はポケットの中に - 2007年05月

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ドラえもん(わさドラ)5/18「アリガターヤ」「あの人は居間」

今回は、ひみつ道具コンテストの最優秀作品である「あの人は居間」がアニメオリジナル作品としてストーリー化された回です。完全オリジナル作品は3月23日の放送回以来なので、期待と不安が入り混じった心持ちで見ていました。

◆「アリガターヤ」(出典:てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」第3巻)

【原作】
1971年発表。原作としてはかなり初期の作品であり、初期作品でよく見られるドタバタギャグが楽しめる。また、これをつけた人の言葉は何でもありがたいお言葉に聞こえてしまう「アリガターヤ」の効果は、のび太も疑うほどのオーバーぶりを発揮してしまう。

この作品には1コマだがスネ夫の弟が登場する。のび太よりもかなり幼いであろうスネ夫の弟にまでバカにされてしまうのび太が読者の笑いを誘うのだが、スネ夫の弟は原作最初期に何回か登場するだけであり、それ以降原作にスネ夫の弟は一切登場しなくなるため、読者には次第にスネ夫は一人っ子であると認識されるようになった。一人っ子であるはずのスネ夫の弟が登場しては物語に矛盾が生じるため、当然ながらこの作品は長らく単行本未収録とされ、最近「ドラえもんプラス」第3巻に再録されるまで長らく日の目を見なかった。

もちろん、「スネ夫は理想のお兄さん」(1984年発表・てんとう虫コミックス第40巻)にある通り、スネ夫は実は2人兄弟の長男であり、スネ夫にはスネツグという、ニューヨーク在住のおじさんの養子になった弟がいることは周知の事実である。ごくわずかな期間とはいえスネ夫の弟を出してしまったことをF先生は心に留めておられ、13年のブランクを経て「スネ夫の弟は養子にもらわれていった」という設定を付け加えることでスネ夫の弟を再登場させ、物語の矛盾を解消したのではないだろうか。

「アリガターヤ」を使って悪戯をだんだんエスカレートさせていくのび太も、最後は手痛いしっぺ返しを食らうのび太も、その後のドラ短編の基本型となるストーリー構成になっているという点も見逃せない。

【わさドラ】「神さま仏さまのび太さま アリガターヤ」
スネ夫の弟は当然ながら別の少年に置き換えられていた。

のび太が身投げしたいとドラに語るくだりは、芝居がかった演技で原作の雰囲気をよく表現できていた。

のび太が使う「アリガターヤ」に弄ばれるのび太のママは、今回ややけにハイテンションだった。演じている人の気分がノっていたのだろうか。

ヘッドホンを装着しているドラがユーモラスだった。昔はドラにも耳がついていたが、今はついていない。しかしあの耳はただの飾りである(参照:映画「2112年ドラえもん誕生」)。実際のドラの耳は人間と同じような位置に埋め込まれているのだろう。

「アリガターヤ」の効果を示す演出として、ピンク色の霧が出て桜の花びらまで散る様子は原作通り大げさに表現されていた。「アリガターヤ」を向けられた人物のオーバーアクションぶりも面白い。

のび太が野球をする場面で、ある少年がアリガターヤの効果に惑わされながらも「でもいちいち霧が出てやりにくいですね」と素朴な疑問を呈すセリフはほのかな笑いを誘った。

「球が動くからいけないんだ」と、ボールを地面に置いてバットを振るのび太だったが、ここでも空振り三振をしてしまう。周りはずっこけながらものび太に同調しようとするし、こういった無茶振りが通用してしまうシーンが気に入った。

後半、のび太が暴走する演出はテンポもよく秀逸だった。空き地周辺の霧がやけに濃くなっているし、キャラクターの目もいかれている。のび太はもはや神様のように振る舞い、周りのキャラもそれに同調してのび太を崇めている様子などもはや宗教じみていて笑えた。オチは原作通りだった。

総評としては、演出とテンポが良かったので上出来だと思う。

◆「あの人は居間」(アニメオリジナル)

「あの人は居間」は、昨年の大晦日特番で「秘密道具コンテスト」の最優秀作品として選ばれた道具である。この道具はオリジナルエピソードでアニメ化されることも決定していた。正直、こういった企画自体はあまり好きになれないのだが、決まってしまった以上どんな作品に仕上がっているのか見守ることにした。

「あの人は居間」とは、外観は襖になった「どこでもドア」といった感じで、会いたい人の名前を言いながら襖を開けると中は居間になっており、会いたい人をその中に呼び出せるという道具である。会いたい人の名前が分からなくても、当時の状況を詳しく言えばその人に会わせてくれる。アイディアは面白いのだが、ダジャレありきの選考だったような気もする。

しずかちゃんと喧嘩したのび太は、「あの人は居間」を使って小学1年生の遠足の時に迷子になったのび太を助けてくれた女の子に会おうとする。当時の担任の先生やジャイアンに聞くがなかなかその子が誰だか分らない。しかもその子はぼた子かジャイアンかもしれないという疑惑まで浮上する。やはり幼いころの思い出は美化されたものだったのだろうか。しかし、当時の状況をよく思い出して襖を開けると、そこにはしずかちゃんがいた。のび太はしずかちゃんに謝り、2人は仲直りしたのだった。

冒頭、のび太がしずかちゃんにアカンベーをするのはちょっと不自然に感じた。2人の仲が悪くなるのがもう少し自然な形だったらもっと良かったと思う。

「あの人は居間」の中にはちゃぶ台が置いてあり、昔ながらの今の様子が再現されていた。

「黒い白クマがいる」という当時のジャイアンとスネ夫の嘘に騙され、黒い白クマ(本当はただのクマ)にのび太が心ときめかせるシーンでは、クラスの仲間とはぐれてしまったことに当時ののび太が気づいたとき、本物の白クマが背後に映し出されることで、「現実に引き戻された」という印象を強めていた。

ラストはほのぼのとした心温まるシーンで、こういう話は私も気に入ることができた。

総評としては、アニメオリジナル作品としては十分に面白いと思える出来だった。

ドラえもん(わさドラ)5/11「のび太救出決死探検隊」&新主題歌『夢をかなえてドラえもん』

今回注目すべきはもちろん、オープニング主題歌が新しくなったことですね。わさドラはインスト版『ドラえもんのうた』(演奏:女子十二楽坊)、『ハグしちゃお』(歌:夏川りみ)と、ほぼ毎年主題歌を変更してきました。しかし、新しいドラえもんを定着させようと思うのなら、頻繁に主題歌を変更することは好ましい事とは思えません。新しい主題歌がわさドラの顔として末永く親しまれることを望みます。

新しい主題歌は4月21日の記事で触れた通り『夢をかなえてドラえもん』(作詞・作曲:黒須克彦、歌:mao)です。聴いてみたところ、ミドルテンポのほんわかとしたポップな曲で、聴く者の耳に心地よく響いてきました。歌い手のmaoさんは新人歌手ということですが、彼女の歌い方も曲の雰囲気に大きく影響しているようです。前の主題歌である『ハグしちゃお』に比べて、盛り上がりや快活さに欠ける面があり、その点ではエンディングテーマ向きであるような印象を受けました。しかし、曲中にドラえもんのセリフがあったり、何より「ドラえもん」のために作られた曲であるということが曲からひしひしと伝わってくるので、これまでで最もドラえもんらしい主題歌だと言えると思います。

オープニングアニメもポップで落ち着いた印象でした。冒頭「ドラえもん」のタイトルの下に"GADGET CAT FROM THE FUTURE"という文字、途中に主要キャラの英語表記、そして曲の最後にも"DORAEMON"の英語版ロゴが映し出されていたのが目に留まりました。英語版ロゴは中学校の頃図書館にあった英語版「ドラえもん」の単行本に書かれていた記憶があります。歌詞が世界に視野を向けているのでこちらも国際色を出そうとしたのでしょうが、まあ別に要らないかな。

『ドラえもんのうた』は、大山版「ドラえもん」の主題歌として長年親しまれ、もはや知らない人がいないというくらい有名な曲になりました。私もこの曲が大好きなのですが、『夢をかなえてドラえもん』もそうあってほしいものです。そのためにも、制作者には頻繁に主題歌を変更するようなことは慎んでいただきたいものです。ともかく、素敵な歌なのでまだ未聴の方はぜひ聴いてほしいと思います。

それでは本編の感想に移ります。今回は前後編の30分1話構成でした。

◆「のび太救出決死探検隊」(出典:てんとう虫コミックス第22巻) 

【原作】
1980年発表。この頃は「ドラえもん」ブーム真っ盛りで、映画「のび太の恐竜」が公開され、大長編「のび太の宇宙開拓史」が連載されていた頃である。そのためか本作は大長編を意識した内容となっている。裏山をジャングルに見立てて冒険するのは次回作である「のび太の大魔境」のアイディアに、小さくなるというのは第6作「のび太の宇宙小戦争」のアイディアにそれぞれ生かされていると思われる。大長編ドラえもんには短編作品を元にしたと思われる作品がいくつかあり、そういう意味ではF先生は短編作品で大長編の着想を錬るための「実験」をしていたのかもしれない。

小さくなってラジコン飛行機に乗っている途中で裏山に墜落してしまったのび太の救出に向かうドラえもんだったが、大冒険をしたいというジャイアンとスネ夫に脅されてガリバートンネルを出し、しずちゃんも引き連れ、小さくなってのび太の救出に出発する。大冒険に熱い情熱を燃やすジャイアンとスネ夫、それとは対照的に冷静で白けた感じのしずちゃんとドラえもんの対比が面白い。

大冒険に強い憧れを抱くジャイアンとスネ夫は、「現代っ子」と呼ばれた当時の子供たちを象徴しているのではないだろうか。そもそも「冒険」とは、自ら危険を冒すことを生業とする冒険家でもない限り、大長編ドラえもんがそうであるように、そうせざるを得ない状況に陥った場合にやむを得ず行う行為であろう。しかし、近所中が冒険に満ちあふれていた昔に比べて、高度にシステム化された現代では冒険的な出来事など皆無に等しく、ジャイアンとスネ夫の気持ちもよくわかる。なるほど、私も大好きなRPGが流行るのも無理はない(笑)。

【わさドラ】「裏山で大冒険! のび太救出決死探検隊」(前後編)」
原作はそれほど長い話ではないので、やはり30分1話構成ではテンポがやや悪く、間延びした印象を受けた。ということは即ち「大冒険」の雰囲気も薄れてしまうということであり、視聴者に「大冒険」の雰囲気が伝わってこないのでは元も子もない。

捨ててあるゴミ、ミミズ、トカゲ、大きな水たまりなどを大魔境にあるような事物に見立て、なんとか大冒険の雰囲気を出そうとさながら自己暗示をかけているようなジャイアンとスネ夫が面白い。それに対して白け気味のドラや、冷静であるがゆえにジャイアンとスネ夫の気分を壊すような発言をしてしまうしずかちゃんが対照的である。この2者の対比は強調気味に表現されており、物語にメリハリが出ていた。

崖を登るシーンで、服の汚れを気にするしずかちゃんに対する「服が汚れるのをを気にする探検隊があるか!」というジャイアンとスネ夫のセリフは笑えた。

「雨」の表現は上手かったと思う。ドラたちは小さくなっているのだから当然雨が降ると雨粒も巨大に感じられるし、己に降りかかる雨粒は濡れるより先に「痛い」と感じるのは当然だ。そのあたりを忘れずに描写できていたのは良かった。

ドラの道具を置いていかせたのに、危険が迫るとドラに道具をせがんだり、あれだけ怖がっていたのに冒険が終わると急に勇ましくなったりと、ジャイアンとスネ夫の心境の変化は結局いつもと変わっていない(笑)。

原作であったドラたちがキャンピングカプセルで休むシーンは削られてしまった。しかし、それに代わるオリジナルシーンもこれといってなく、ほぼ原作を踏襲したプロットだったのが不可解である。せっかく前後編で放送するのだから、何かオリジナルシーンが追加されることを期待していたのだが、その点に関しては期待はずれだった。

総合的には、不満点が目立つものの、まずまずといったところか。最近のわさドラ本編は、中長編作品に精彩を欠く出来栄えの作品が目立つ。リニューアル直後はあれだけ傑作を連発していたのに、最近は特にオリジナル部分の出来が悪く、評価の甘い私でも厳しい感想をもたざるを得ない。短編作品ではオリジナル要素が強くても面白かった作品が多いので、スタッフにオリジナル作品を作る能力がないわけではないのだろうが、中長編作品になると原作アレンジのアラが目立ってしまう。スタッフロールを見ると脚本家・演出家などの顔触れは以前と変わっていないのだが、実際に作品を見るとマンネリに陥ったのか彼らのやる気が画面から以前ほど伝わってこない。スタッフにはもう一度気合を入れ直してほしい。

今回からドラミちゃんの新コーナーが始まった。出番の少ないドラミちゃんの出番を確保するためだろうが、特にいらないと思う。それよりもエンディングテーマを流すことを強く希望したい。

【参考リンク】(順不同)
新主題歌はまずまず:アニメドラえもん5.11(Ashiko K Milk)
わさドラ 5.11(TheSkyBeans)
新OPテーマ「夢をかなえてドラえもん」始動!(今をトキめかない)
夢をかなえてドラえもん(壊れかけのaki-radio)
ドラえもん新OPスタート(何かいいこときっとある♪)
わさドラ3代目OP感想など(はなバルーンblog)
夢をかなえてドラえもん(パンポロリン!)

ドラえもん(わさドラ)4/20「赤いくつの女の子」「空き地のジョーズ」

「熱血!!コロコロ伝説」が創刊されました。これはコロコロコミックが創刊された当時に読者だった人に向けて当時の連載漫画を再録した特別版で、数々の藤子漫画が収録されている点も見逃せません。自分もコロコロコミックにどっぷりとはまった世代なので、ぜひ当時の漫画も読んでみたいので全巻定期購読する予定です。本誌が手元に届いたら何かしらの記事を書くつもりです。では1カ月遅れでドラえもんの感想を書きます。

◆「赤いくつの女の子」(出典:てんとう虫コミックス第6巻)

【原作】
原作でも好きな話の一つ。この作品には、赤い靴を履いた「ノンちゃん」と呼ばれる、アメリカへ引っ越してしまったのび太の幼なじみが登場する。おそらくモチーフとなったのは、童謡「赤い靴」(作詞:野口雨情)ではないかと思われる。赤い靴を履いた女の子が異人さんに連れられて異国の地へ行ってしまうという、少しミステリアスなこの童謡は、同時に物悲しい面も持ち合わせている。

のび太は、小さいころの心残りを晴らすため、タイムマシンで幼なじみのノンちゃんに会いに行き、無事にノンちゃんに謝ることができたのである。誰でも幼いころの心残りはあるものだ。この作品では、そんな幼いころの心残りを晴らしたいという読者の思いをかなえさせてくれる。単なる悲しい話で終わることなく、タイムマシンを使うことで、心温まる、少し不思議な物語になっている。F先生の優しさとSFマインドが感じられる作品である。

【わさドラ】「のび太のほろ苦い思い出 赤いくつの女の子」
・基本的にはほぼ原作通りの展開で、特にオリジナル要素が強いシーンも見受けられなかった。

・引越しの準備が済み、がらんとした部屋の真ん中で一人ポツンと座っているノンちゃんが印象的だった。別れの時が迫っていることへのメタファーに感じられるシーンだった。

・「影」の描写が秀逸だった。ジャイアンとスネ夫の命令でノンちゃんをいじめてしまい、彼女の赤い靴を奪い取ってしまったことへの後ろめたさが、夜に玄関の前で佇むのび太の影に表現されている。その後のび太のおばあちゃんが、のび太を温かく迎え入れてくれるが、おばあちゃんのバックの光が前述のシーンとの対比になっていて良かった。

・タイムふろしきで若返ったのび太が、ノンちゃんへのプレゼントを風呂敷に包んでいくのは面白かった。

・ノンちゃんが旅立つとき、車の窓から後ろで追いかけるのび太に手を振るノンちゃんの表情が凛とした感じで、のび太に何も思い残すことなく旅立つことができる、という雰囲気が出ていて良かった。

・全体的には、原作を上手にアニメ化できていて、高評価を与えられる作品に仕上がっていたと思う。

◆「空き地のジョーズ」(出典:てんとう虫コミックス第30巻)

【原作】
1983年発表。もちろん元ネタとなったのは1975年発表の映画「ジョーズ」(監督:スティーヴン・スピルバーグ)だろう。パニック映画として知られるこの映画をパロディ化して、舞台を空き地周辺、しかも魚が地中を泳ぐという設定に飛躍させてしまうF先生のセンスが素晴らしい。

東京都内の住宅街という、近所に海などの広大な水場がない舞台設定のためか、地中を水中に見立てる作品や道具(例:ドンブラ粉、どんぶらガス)はドラえもん世界に数多く登場する。

しかし単なるギャグ作品に終わらせることはなく、なかなか姿を現さないサメの恐怖感や、サメを探すドラとのび太の緊迫感は作品内できっちり表現されており、読み応えのある作品に仕上がっている。

また、原作では比較的後期に発表された作品のためか、もはや諦観の境地に達しているかのようなドラえもんを見ることができるという点も見逃せない。のび太の思っていることを見透かして先に道具を用意してしまう場面や、マンホールに人が落ちたというのに「ばかばかしい、くだらない」と一蹴してしまう場面などである。ドラものび太たちとの生活に慣れきってしまい、驚きも薄れてしまったのだろうか?

【わさドラ】「ドラえもんvs巨大サメ 空き地のジョーズ」
・銃(といっても音と光で脅かすだけの道具だが)をバンバン撃ちまくるシーンは変に改変されることなく表現できていたのは良かった。

・しかし、全体的に間延びしたシーンが多く、姿を見せないサメの恐怖感やサメを追いかけるスリルがうまく表現できていなかったのは残念である。

・また、サメの描写など出来の悪いドタバタギャグとも受け取れるシーンが見受けられて、作品の統一感が出ていなかった。

・サメが木を地中に引きずり込むシーンは何を意図したのか今一つピンとこなかった。

・全体的には、統一感がない、間延びしたシーンが多いといった感じで不満の残る出来だった。

ドラえもん(わさドラ)3/23「映画なぞ解きスペシャル」

思えばこのブログを開設してもう2年が経ちました。開設当時高校生だった私も今ではもう大学生です。そろそろ情報も古くなってきたので、管理人プロフィールを大幅に更新しました。大半はmixiのプロフィールから個人情報を省いて移植しただけですが。

ずいぶん前の話ですが、一応メモ書き程度に。この回は映画「新魔界大冒険」の外伝的作品で、3話ともアニメオリジナルの作品となりました。わさドラで全話アニメオリジナル作品になるのはこの回が初めてだったので、少し心配していたのを覚えています。

◆「合言葉はチンカラホイ! 魔法使いのび太」

魔法世界に住む、もう1人ののび太とドラのお話。

・「魔法道具」と称して、科学世界のドラが持っている「ひみつ道具」とよく似た道具が出された。魔法世界のドラはそれらを使って魔法世界ののび太をサポートしていた。(例:「もしも箱」)

・科学世界のドラ&のび太と入れ替わる形で、魔法世界のドラ&のび太が「もしも箱」を使って科学世界へ行くところで話は終わった。科学世界に降り立った魔法世界のドラ&のび太は、科学世界で大冒険を繰り広げたのだろうか?

◆「魔王さまに○○を… 悪魔の城のヒミツ」

魔界星にあるデマオンが住む城に働きにやって来た、田舎者の小悪魔「ノビマ」と「ドマエもん」が主人公のお話。

・「星0.5個」という最も低い位を与えられた2人が、デマオンの部屋まで届け物を届けるという話。基本的にはドタバタコメディだった。

・デマオンが「くりまんじゅう」好きだったことが発覚!!「新魔界大冒険」でもくりまんじゅうを出していたし、制作スタッフはくりまんじゅうに特別の思い入れでもあるのだろうか。まあ自分も「バイバイン」を初めて読んだ時はくりまんじゅうのその後が心配で心配で仕方がなかったけれど(笑)。その後、雑誌「ぼく!ドラえもん」で宇宙で増え続けるくりまんじゅうがどうなるかという物理学者の見解を読んだとき、少しほっとしたのを覚えている。

・この話にしろ、「新魔界大冒険」にしろ、大魔王たるデマオンがギャグキャラ化してしまっている気がする。しかし、メジューサの位置づけを考えると、ある程度は仕方がないのか。

・この2人は結局デマオンの城に留まったのか田舎に帰ったのか定かではないが、もし前者なら彼らの行く末が不憫に感じる。何しろその後悪魔はドラ達によって魔界星もろとも木っ端みじんにされてしまうのだから。

◆「忍びよるカゲ… 序章・新魔界大冒険」

大魔王デマオンの手先として、「魔界大冒険」でも「新魔界大冒険」でもドラ達の行く手を阻む猿のような使い魔「ギム」が主人公の話。「魔界大冒険」では名前がなかったが、「新魔界大冒険」で新たに名前が付けられた。

・基本的には、のび太たちの気づかないところで、ギムがのび太たちに翻弄されるというドタバタ調の話だった。ギムはのび太たちに仕返しを試みるも、ことごとく失敗するどころかさらに返り討ちを浴びてしまう。

・ギムの行動をのび太たちは一切関知しておらず、また単なる憎たらしいキャラだったギムにコミカルな面を与えた作品となった。

・タイトルにある通り、この話のラスト部分が「新魔界大冒険」の冒頭につながっている。

【総評】
オリジナル作品としては、「可もなく不可もなく」といったところか。オリジナルキャラのアイディアは面白いのだが、悪魔族のその後を考えると哀れに感じてしまう。

★次回放送分は明日アップします。

とうとう麻疹で休講に

  • Posted by: Rainyblue
  • 2007-05-23 Wed 00:15:50
  • Diary
月曜日はは4時限目からの授業だったので、14時頃大学に行ってみると、正門が何やら慌ただしいことになっていました。警備員が今にも門を閉めようとしていて、学生がぞろぞろと外へ出ていました。門扉の貼り紙を読んでみると、麻疹感染拡大による影響で21日の4時限目から29日まで休講になるとのことです。

上智大学や、私の下宿の近くにある成蹊大学も休講になっていましたが、まさかうちの大学は休講にならないだろうと思っていたら、ついに休講になってしまいました。嬉しいような残念なような、微妙な心持ちで家路につきました。

今回の麻疹流行、詳しい原因は分からないのですが、乳児の頃予防接種を受けなかった人が増えたせいでしょうか。それとも、年齢とともにワクチンの効力が弱まってしまったからでしょうか。いずれにしても、これ以上の麻疹の感染が拡大しないことを願うと同時に、感染してしまった人はどうかお大事にと言いたいです。私は予防接種を受けたはずなので大丈夫だと思いますが・・・。

大学からのお知らせを読んでみると、休講は全学部に及び、学生会館も閉鎖されるのでサークル活動も当面禁止だとのことです。もしかしたらサークル活動の予定変更があるかもしれません。

さて、1週間も暇な時間ができるわけですから、有意義な時間の使い方を考えなければなりません。高校までなら「外を出歩かないように」と教師からきつくお灸を据えられるところでしょう。まあ、なるべく外は出歩かないほうがいいのでしょうが、ギターの練習とか、授業の予習復習とか、溜まっているドラえもん関連の記事の執筆とか、そんな感じで過ごすことになりそうです。もっとも、今月はやりくりが厳しいので、あまり外をふらつくわけにもいきませんが。もし予定されていた行事が中止になるのであれば、実家に帰ろうかな・・・。

大学で出会った藤子ファン

こんにちは。大学生活も少しずつではありますが軌道に乗ってきています。大学では、自己紹介をするときにたいてい「藤子ファン」「ドラえもんファン」と名乗るようにしています。高校までは、ドラえもんファンだと私が言っても「ドラちゃんカワイイよね」程度の食い付きしか得られなかった話題です。

ですが、大学は違いました。サークルの飲み会等で藤子話を持ち出すと、驚くほどの勢いで話題に参加してくれる人たちがいるのです。特に藤子ファンではない人たちに対しても、たいていの話題が通じてしまうのが驚きでした。普通の人が「ミノタウロスの皿」と聞いてわかってくれるのですから。

先日の飲み会では2人の先輩と「新魔界大冒険」について論評(?)し合いました。「しずかちゃんが髪をほどくシーンに心惹かれた」「魔界星での冒険シーンをカットしたのが不満だ」「エンディング後の次回作予告は一体何を意味するのか」など、様々な意見が飛び交いました。わさドラの話題は、声だけで拒絶してしまう人が少なからずいると思い、その話題を出す時は大変気を使うのですが、そのような心配は杞憂に終わり、お互いに良かった点・不満だった点を忌憚なく述べることができました。普段はテンションが低く酒を全く飲まない私でも、このときばかりは気分が高揚しました。

大学に入っていろいろな人と出会いました。英語のクラスでいつもつるんでいる仲間は、現役生が1人しかおらず、私も含めて1浪・2浪・社会人経験者までいます。しかもどんな境遇の人でも引け目を感じることなくすんなりと大学に溶け込めています。

一見藤子不二雄とは何の関係もないサークルでも、藤子作品やドラえもんを愛してやまない人が必ずいるということに驚いたのと同時に、藤子作品の持つ懐の深さを感じた瞬間でした。

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